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パ・リーグ投手の“二刀流”見納め!? レア記録見逃すな - スポニチ Sponichi Annex 野球
【データ展望 特別編】26日から「日本生命セ・パ交流戦」が開幕。普段はないパの投手による打席も見どころになるが、来季からはセもDH制を導入。二刀流の活躍が狙える最後の交流戦で投手がどんな打撃を見せるか――。活躍を期待しつつ、過去の記録を振り返ってみる。(記録課・志賀 喜幸)
交流戦での投手の通算安打数を見ると、投手登録だった大谷翔平(日)の30安打が最多となるが、投手として出場した試合に放った安打はわずか4本。登板試合で放った安打数を集計すると、杉内俊哉がソフトバンク時代の6本、巨人移籍後の5本を合わせた11本がトップで、現役最多は涌井(中)の10本、2位は山崎(日)の8本だ。通算安打数で現役ワンツー投手の両者は、多くの安打を放つ中で、貴重な記録も達成した。涌井は、西武時代の10年5月15日横浜戦で3安打を放ち、投手では交流戦初となる猛打賞をマーク。それ以降の達成者も22年6月2日西武戦のガンケル(神=3安打)しかなく、史上2人でパの投手では唯一の記録達成となっている。山崎はオリックス時代の23年6月16日ヤクルト戦と日本ハム移籍後の24年5月30日の阪神戦で決勝打を放ち、勝ち星も挙げる二刀流の活躍。交流戦で勝利打点をマークした投手は、セが11人、パが5人(6度)の合計16人いるが、2度も達成したのは山崎だけだ。また、前出の大谷は、13年6月18日の広島戦でV打を放ちながら勝利投手を逃す唯一の珍記録を残している。なお、12球団で楽天、ロッテだけが、投手による交流戦V打がなく、両軍投手が打てば初になる。交流戦では投手による本塁打も生まれている。開催初年度の05年にJP(オ)と岩本勉(日)が打ったのを皮切りに22年の小川(ヤ)まで8人が記録。リーグ別の内訳を見ると、セは前記の小川だけで、残り7人はパ・リーグ勢と普段は打席に立たない投手たちが、自慢のパワーを発揮している。中でも06年6月9日の阪神戦では松坂大輔(西)が甲子園の左中間に120メートルの特大2ランを叩き込み、投げては1失点完投勝利という離れ業を披露した。また、本塁打よりも珍しいのが投手による三塁打と盗塁。過去20シーズンの交流戦でともに1人だけで、三塁打は成瀬善久(ロ)が08年6月8日ヤクルト戦で3回に放った右中間三塁打のみ。盗塁は05年5月17日ロッテ戦で黒田博樹(広)が決めた二盗だけだ。今季交流戦で、有終の美を飾る記録が生まれるか注目したい。▼日本ハム・伊藤(23、24年に安打)セーフティーバントをしたいですね。足は自信があります。(今までに)僕の前を走ったのは、イソ(五十幡)と上原さんだけなので。▼巨人・杉内投手チーフコーチ(交流戦で投手最多の11安打)ピッチャーがヒット打ったりすると、大盛り上がりするしね。得意ではないけど、バッティングは好きだった。痛いから詰まるのも嫌だったけど。(交流戦は)打つ気満々だったよ。(投手の打席が)なくなるのは寂しいけど、投手はピッチングに集中できる。