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【球界ここだけの話(4155)】怪物剛腕が確信…佐々木朗希の『才能』 自身は予測凌駕の『才能』でCY賞レース参戦 歩み寄り握手交わした理由「同じ船」
試合前に談笑するドジャース・佐々木朗希(左)とブルワーズのミジオロウスキー(撮影・横山尚杜)開閉式の屋根が開き、澄んだ水色の空をのぞかせたアメリカンファミリーフィールド。ドジャースの佐々木朗希投手(24)がブルペン調整を終えダッグアウトに戻る途中、左中間付近でブルワーズのジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)が歩み寄った。握手を交わし、数分だけ会話を交わした。ともに24歳。デビュー以前から比類なき才能を評価され、昨季メジャーデビューを果たした両腕だ。昨季わずかキャリア5試合で球宴選出され、最速104・3マイル(約167・8キロ)を誇る怪物剛腕は佐々木に歩み寄った理由を「僕たちは似た状況にあると思うんだ。2人とも球が速くて若い。そしてリーグでキャリアを築き始めたばかり。だから同じ船に乗っている感じがする。同じような立場の選手がいるのを見るのはクールだよ」と明かした。佐々木は2025年MLB公式サイトのプロスペクトランキングで1位。ミジオロウスキーは100位(24年は33位)だった。佐々木は昨季、右肩負傷でシーズン大半を負傷者リスト(IL)で過ごし、今季は低調だった開幕から徐々に自分自身を取り戻している。ミジオロウスキーは佐々木の現状と昨季の自分を重ね合わせた。「確かに苦しいシーズンだが、そういうことは起こりうる。彼はまだ若いし、僕も昨季ちょっと苦しい時期があった。でも、それも野球の一部だよ」。まるで佐々木に語りかけるようだった。ミジオロウスキーは昨季の球宴後、6試合連続で6回を投げ切れずその後も安定感を欠いた。だが、今季は開幕から抜群の内容でサイ・ヤング賞候補の筆頭だ。「オフに相当な練習をした。いろいろな球種の投げ方を学ぶことに時間を使って投球フォームを何度も見直した。余計なブレが出ないよう再現性を高める努力をした」と振り返る。力投するブルワーズのジェーコブ・ミジオロウスキー怪物剛腕の将来性について公式サイトはこう評している。「細身の体格で打者を力で押し込もうとするスタイル。フォームの再現性に課題。三振を大量に奪える一方、四球も増えやすい。多くの関係者は最終的にハイレバレッジリリーバーに落ち着くとみている」。怪物剛腕の才能は勝ちパターンの救援にとどまらず、デビュー2年目で球界屈指の先発に成長を遂げた。才能を持つ者の伸びしろは予測不可能だ。そして、佐々木について「とてつもない才能がある。マウンドを見れば一目瞭然」と語った。佐々木は開幕からの自身を「ずっと苦しい状態」と表現し、「自分の実力が足りなかったらそれで終わり。チャンスがある限り頑張るだけ」と殻を破ろうともがいている。メジャーで1番と評価されたその才能が本物かどうか、試されている。(MLB担当・横山尚杜)佐々木の成績へ