サンスポ
阪神・藤川球児監督、拙攻拙守で交流戦連敗「それも野球。あしたも同じように戦う」
七回、日本ハム・五十幡亮汰が一塁内野安打。右は阪神・大山悠輔=甲子園球場(撮影・中井誠)(日本生命セ・パ交流戦、阪神2-5日本ハム、2回戦、日本ハム2勝、27日、甲子園)降りしきる雨が敗戦の無残さを増幅させた。打っては3併殺で2点のみ。守っては痛恨2失策と攻守ともにチグハグな野球となった。2年ぶりの交流戦連敗スタート。阪神・藤川球児監督(45)はさばさばと振り返った。「それも野球ですからね。またチームとしてここで起こったプレーをこの後、つなげていくところですね」1―0の五回だった。2死一、二塁で投手の加藤貴に中前打を浴び、前方へチャージしていた高寺のバックホームがバックネット下に直撃するほど大きく浮いた。生還を許すとともに二、三塁とピンチを招くと、続く水野に左前適時打で逆転を許した。なおも一、三塁から二盗を仕掛けられ、本塁突入をうかがった三塁走者を刺そうと坂本が送球した際に打者と接触。ボールは左翼ファウルグラウンドを転々と転がった(記録は坂本の失策)。この回、3点目を献上し、ミスから自滅した失点が重くのしかかった。五回、日本ハムのエドポロ・ケインの打席で阪神・坂本誠志郎が三塁へ悪送球=甲子園球場(撮影・中井誠)高寺は「低く投げなきゃいけなかったですね」とうつむいた。坂本は打者と接触はあったが、守備妨害が認められなかったことを受け入れ「そういう判断になったら、こっちの技術不足。どういう形であれ、大竹にもチームにも迷惑をかけている」と、自責1で負け投手となった大竹をかばった。2―3の七回にも1死一塁から五十幡の一ゴロを大山が二塁送球を迷っている間に打者に追い抜かれ、内野安打を許した。及川が嫌な流れを止められず、2本の適時打を浴び、リードを3点に広げられた。打線も前夜の完封負けから息をひそめる。日本ハムより2本多い12安打を放ちながらも、2日の巨人戦(甲子園)以来、今季最多タイの3併殺。すべて無死一塁での痛恨打に甲子園からため息が漏れた。「チームがいい時は間を抜けますしね。(相手が)なかなかディフェンスも固めてきていましたし。このあたりもあしたの勝負になるのかなと思います」と藤川監督。紙一重の戦いをモノにして3連敗を阻止するつもりだ。「チームとしては束になって戦っていく。開幕からきょうまで何も変わりないです。あしたも同じように戦う」敗戦の中にもポジティブな要素はたくさんある。次こそ虎が一丸となってパ・リーグから勝利をつかみ取る。(渡辺洋次)五回、阪神・坂本誠志郎の三塁送球を打者が妨害したのではないかと抗議する阪神・藤川球児監督=甲子園球場(撮影・中井誠)★守備妨害を確認も判定変わらず藤川監督が珍しくベンチを飛び出した。1―2と逆転を許した五回2死一、三塁で一塁走者が二盗を試み、坂本は飛び出した三塁走者を刺そうとしたが、打者のエドポロの背中に接触し悪送球となり、追加点を許した。このプレーに守備妨害を唱えたが「自然な動き」と判断され、判定は覆らなかった。藤川監督は「エドポロ選手はルーキーだし、妨害行為を故意的にするはずがないと、自分も分かった」と前置きし「ルールと照らし合わせて、アンパイアの方と(責任審判の)真鍋さんと話して、それできっちり解決した」と明かした。一球速報へプロ野球日程へ