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阪神・森下翔太「うまく待って打てた」確信歩きトップタイ12号 球宴ファン投票は両リーグ最多得票キープ - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神・森下翔太外野手(25)が27日の日本ハム戦(甲子園)の5回にリーグトップに並ぶ12号ソロを放った。チームは相手を上回る12安打を放ちながらも2得点にとどまり、交流戦連敗スタートとなったが、停滞ムードの中で存在感を示した。球宴ファン投票では両リーグ最多得票をキープ。過去成績が振るわなかった交流戦で活躍すれば、球団初の「2年連続両リーグ最多得票」の道が見えてくる。
タイミング良く振り抜いた打球は、一瞬にして左翼席ポール際へと消えた。打球を見送ると、森下は味方ベンチに顔を向け、鼓舞するように手を叩いてダイヤモンドを一周した。「うまく待って打てました。少ないチャンスをものにできたので良かった」1―3の5回2死。制球力に定評のある日本ハム先発・加藤貴が投じた90キロのカーブがやや、甘く入った。しっかりとためてスイング。打球速度168キロで飛び込む、弾丸ライナーの一撃となった。これがチームとしての交流戦第1号。そして、佐藤輝に並ぶセ・リーグトップタイの12号ソロとなった。パ・リーグに知らしめた背番号1の驚弾。セの顔として、貫禄十分の一発だった。「(パ・リーグの投手が相手でも)自分のスイングをするだけ、余計なことは考えないようにしている」昨季、交流戦には苦しめられた。打率・176で3本塁打、13打点。だが、今年はスタートから違う。2戦連続マルチ安打に加え、交流戦2戦目という早い段階でのアーチも大きい。普段はなかなか対戦機会のない相手だが、己のスイングを貫き通した。交流戦での活躍は、快挙への最大のアピールにもなる。現在、球宴ファン投票の得票数でセ・リーグ全体トップ。2年連続で最多得票なら、球団史上初となる。両リーグのファンが見守る交流戦で印象深い一打を続ければ、おのずと票が集まるだろう。今年はシーズン前に「本塁打最低30発」と自分にプレッシャーをかけた。達成に必要なこととして挙げたのが調子の波の少なさ。「どうしても、落ちる時期がある。そこで自分のスイングをいかにしていけるか」。高い意識を持ち、映像やティー打撃をしながらスイングにエラーがないか確認する時間は日に日に増えていっている。苦しんだ経験のある交流戦も、今年は量産態勢。目標達成へ大きく近づく期間にする。(松本 航亮)▽森下の25年球宴ファン投票 外野手部門で77万8130票を獲得。阪神選手の両リーグ最多得票は55年吉田義男、58年田宮謙次郎、92年亀山努、03年今岡誠、23年近本光司に続く6人目だった。