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ドジャース・大谷 ロッキーズ・菅野撃ち先頭弾で投げ勝った!5四死球乱調も6回無安打で5勝目 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースの大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日)、ロッキーズ戦に「1番・投手兼DH」で出場し、2登板連続の初回先頭弾&6回1失点で5勝目を挙げた。6試合ぶりの先制9号で菅野撃ち。5四死球を与える制球難でも無安打に抑え、菅野に投げ勝った。ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は3戦連発で20号に到達するなど、日本選手3人の同日アーチは通算6度目になった。
マウンドでは熱く、打席では冷静だった。初回を17球で抑えた直後、大谷は好相性の菅野と今季2度目の対戦を迎えた。「(初球は)100%スプリットだと思ったので見逃そうと思った」。余裕を持って2球を見送り、カウント1―1から3球目の直球を強振。打球速度111・3マイル(約179キロ)、打球角度21度の弾丸ライナーでバックスクリーンに打ち込んだ。約1カ月ぶりの投打同時出場だった20日のパドレス戦に続く、2登板連続の初回先頭本塁打。「打った瞬間入るなとは思ったので、いいスイングだった」と自画自賛した。直球とスイーパーの2球種で約9割を占めた投球は3年ぶりの4四球を与え、1死球もあった。「制球力、投げたいところに投げられないフラストレーションと格闘していた」。マウンド上で何度も感情を爆発させた。4回は連続四死球と内野ゴロ2つで失点。制球に苦心しても、安打は1本も許さなかった。6回99球で7三振を奪って今季の日本投手では単独最多の5勝目。「強い当たりを打たせてないのは唯一のいいところ」と浮かない表情で振り返った。米データ会社「オプタスタッツ」によると、近代野球において別々の試合でも同じ選手が「初回先頭弾」と「6回以上を被安打0」を達成した例は過去になく、唯一無二のユニコーン伝説に新たな項目が加わった。規定投球回には1イニング不足でも防御率0・82。開幕から9度の先発を終えても、0点台を維持した。前日の右手死球で危ぶまれた二刀流で2登板連続の「決勝弾&勝利投手」。改めて存在感を見せつけた。「7回まで勝っているシチュエーションをつなげれば、十分に勝機がある。みんな凄い安定感がある」。自らの功は誇らず、救援陣を称えた。(小林 伊織)≪通算28度目初回先頭弾≫大谷の初回先頭弾は今季4度目で通算28度目。登板日では昨年10月17日、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦、前回登板の20日パドレス戦以来3度目。先頭弾のメジャー最多はリッキー・ヘンダーソン(アスレチックスなど)の81本、日本選手最多はイチロー(マリナーズなど)の37本。防御率が公式記録となった1913年以降、オープナーを除き開幕から最初の9度の先発で防御率0.82は史上4番目タイ。21年のジェーコブ・デグロム(メッツ、現レンジャーズ)の0.62がトップ。【大谷に聞く】――5四死球を与えた投球には不満げな様子だった。「ヒットを打たれるよりも四球でランナーを出すのは、個人的には凄く嫌なこと。そういう意味ではちょっと多すぎたかなと思う」――制球難の要因は。「投げ心地じゃないかな、と。いつも同じことを言うけど、打つのも投げるのも自分が思う通りに動いていれば、おのずといい結果が出ると思う」――打撃の状態は。「1打席目は良かったと思う。最後の打席(左飛)も、詰まり気味ではあったけど、あれがセンター左ぐらいに(本塁打が)入ってくれると、もう一段上がってくるんじゃないかな、と」