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広島・新井監督 「安打は1本だけど、いい当たりあった」 小園&ファビアンが先発復帰 零敗も前向く - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島は29日、ソフトバンク戦で1安打零敗を喫した。小園海斗内野手(25)を4試合ぶり、この日に出場選手登録されたサンドロ・ファビアン外野手(28)とともに先発起用したが、奏功しなかった。みずほペイペイでの同戦は引き分けを挟んで8連敗。チームワーストタイとなる交流戦開幕4連敗で、借金は今季最多を更新する10となり、5月の負け越しも決まった。
難敵・大関を最後まで攻略できなかった。スコアボードに9個の0が並び、安打は菊池の二塁打の1本だけ。新井監督は敗戦の事実を受け止め、言葉を紡いだ。「安打は1本だけど、ファビアンにしても、いい当たりが何本かあった。捉えた打球が(野手の)正面にいったり、相手のいいプレーでアウトになったりというのもあった」数字だけ見れば、寂しい結果だが、悲観しなかった。パ・リーグ本拠地でDH制もあることから、4月24日に出場選手登録を抹消後、2軍で直近4試合連続安打と状態を上げてきたファビアンを昇格させ「7番左翼」で起用。2回2死一塁では大関の直球を芯で捉える左飛。5回1死でも再び近藤の正面を突く左飛に倒れた。「力強いコンタクトができた。安打にはならなかったが、状態はすごく上がっていると思う」とファビアン。ここからの巻き返しに自信をうかがわせた。今月24日の中日戦で“懲罰交代”して以降、先発出場がなかった小園も4試合ぶりにスタメン復帰。大関とは試合前まで通算4打数3安打と好相性だったが、この日は3打数無安打。「いい感じに捉えても、相手(守備)の正面になる打球も多かった。そこは仕方ない」。指揮官も「安打は出なかったけど、いい姿でプレーしていたと思う」と、チームの起爆剤になるべく、今後の奮起に期待した。過去2戦2勝を献上している相手左腕攻略に向け、積極的にスイングを仕掛けるなど策を講じたが、最後まで突破口を開くことができず完封を許した。1安打零敗は22年7月29日中日戦以来、4年ぶりの屈辱。チームもみずほペイペイでのソフトバンク戦は18年6月17日の勝利を最後に、21年6月9日から引き分けを挟んで8連敗となった。呪縛を解くことはできず、交流戦は14年に並ぶ球団ワーストの開幕から4連敗。借金は今季ワースト10となり、5月中に2桁借金となるのは12年以来。“負の数字”が並ぶ中でも、新井監督は「まだ始まったばかりなので」と必死に前を向いた。(長谷川 凡記)