サンスポ
【甘口辛口】「6人購入発言」より気になる広島・新井監督と小園の関係、そして交流戦開幕5連敗…
広島・小園海斗に声をかける新井貴浩監督■5月31日あの日を境に3試合スタメンから遠ざかった。広島・新井貴浩監督の24日の中日戦(バンテリンD)後のコメントは怒りに満ちていた。「ああいうプレーをされるとチームの士気が落ちる。今日だけじゃないんで代えた」。相手は「3番・遊撃」で出場した小園海斗。一回、緩慢とも見える守備で得点を与え、二回裏に交代を命じられた。全力プレーを貫いた鯉将にとって、打球に追いつきながらグラブの下を白球がすり抜けた行為は看過できなかった。「今日に限ったことではない。ピッチャーも人生懸けてマウンドに上がっている」。珍しくない軽いプレーに堪忍袋の緒が切れた。オリックス、DeNA、ソフトバンクとの4球団競合の末、報徳学園高から2019年ドラフト1位で広島に入団した小園は昨季、首位打者と最高出塁率を獲得した。年俸は6000万円増の推定1億5000万円。3月のWBCでは日本代表に選出された。本来ならチームリーダーになるべき男が懲罰交代だ。「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして、有罪判決を受けた羽月隆太郎元選手が交流サイト(SNS)のライブ配信で「選手6人が同じ人物から購入していた」と暴露した。「6人購入発言」より、2人の微妙な関係の方がチームに与える影響は大きい、と個人的には思う。新井監督は2位、4位、5位を経て、4年目の今季は5位。交流戦は開幕5連敗で借金は今季ワーストの「11」。一方、スタメンに復帰した小園の打率は・217…。指揮官交代を機に覚醒した阪神・佐藤輝明のように、相性の良し悪しは存在する。両者とも言いたいことはヤマほどある―そんな気がしてならない。(稲見誠)プロ野球日程へ