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広島・坂倉将吾 孤軍奮闘2安打2打点!土曜日は打率・400、1本塁打10打点の“サタデー”男 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・坂倉将吾捕手(28)が、30日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で2安打2打点と孤軍奮闘した。初回に先制の中前打を放つと、同点に追いつかれた直後の3回にも右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、今季、最も得意とする土曜日に力を発揮した。チームは球団ワーストとなる交流戦開幕5連敗を喫したが、「変わらず、1試合1試合頑張るだけ」と努めて前を向いた。
坂倉が、今季12度目のマルチ安打と気を吐き、全2打点をたたき出した。だが、孤軍奮闘も実らず、チームは5連敗。試合後は、悔しさを押し殺すように言葉を発した。「(先制)点になったので良かったと思います。あれ(2点目)はキク(菊池)さんが走ってくれましたし、感謝です」まずは初回1死一、三塁から前田純のシュートを打ち上げたが、二塁・牧原大と中堅・周東の間に落ちる中前打で、先制点をもたらした。1―1の3回2死一塁では、左腕の直球を仕留めた。本塁打まであと1メートル…という打球は右翼フェンスに直撃。一走・菊池が全力疾走でホームに生還し、一時勝ち越しの適時二塁打とした。リーグ2位の得点圏打率・410の勝負強さを、この日も体現した。26日ロッテ戦の第2打席以降、13打席無安打だった。前のカードは3試合を通してもわずか1安打。28日の試合後にはベンチ裏で一人、声をあげながら素振りで悔しさをぶつける姿もあった。責任を感じつつ、だが一喜一憂することなく、準備を続けて自ら打開してみせた。これで今季土曜日は打率・400、1本塁打、10打点。得意とする“サタデー”に、背番号31の躍動が続く。新井監督からも「サク(坂倉)はいいバッティングだったと思う」と称えられた。前日29日には28歳の誕生日を迎え、チームメートからも祝福の声を掛けられていた。ハーンからは「ジジー」と日本語でいじられ、笑顔を見せていた。それでも坂倉が今、一番望むのはチームの勝利だ。「変わらず、1試合1試合、頑張るだけかなと思います」チームは今季ワースト5連敗で、借金も同「11」まで膨らんだ。ペイペイドームでの連敗も「9」に伸びた。そんな苦しい状況でも、光が差し込むことを信じて、坂倉は前進を続ける。(長谷川 凡記)