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ラッシング「彼を救うことができた」初回にABSチャレンジ2度成功で山本由伸の2三振アシスト - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手(25)が5月31日(日本時間6月1日)、本拠でのフィリーズ戦に「8番・捕手」で先発出場。先発した山本由伸投手(27)を好投に導き、5勝目をアシストした。
初回から確かな“目”で右腕を支えた。両リーグトップ22本塁打の1番・シュワバーに対し、山本が2ボール2ストライクからの5球目、内角低めにシンカーを投じたが球審はボールの判定。ラッシングはすかさず頭をポンポンと叩いて自動投球判定システム(ABS)チャレンジを要求し、ストライクに判定が変わって見逃し三振に仕留めた。さらに、3番・ハーパーもフルカウントからの6球目、外角低めのカットボールがボール判定となったが、ラッシングはまたしてもABSチャレンジを求め、ストライクに判定が覆り見逃し三振。立ち上がりに自身の“目”で山本を2奪三振に導き「最近はコーナーの判定をより理解できるよう取り組んでいて、チームに少しでも有利になるようにしているんだ。ああいう形で(山本を)助けられたのは本当に良かった」と笑顔で振り返った。そして「初回は普段に比べると少しコマンドが不安定だったけど、その2回のチャレンジで、言ってみれば彼を少し救うことができた気がする。あれで彼も落ち着くことができたと思うよ」と胸を張った。ABSチャレンジに関しては「基本的には“これはストライクだ”と思う球にチャレンジするだけだよ」とサラリ。「実際はボールだったのか、ゾーンに半分入っていたのか、そういうことを理解していく。ただ、チャレンジするのをやめちゃいけないと思う。やらなくなると感覚を失ってしまうからね」と失敗を恐れずに要求することも大事とし「最近はABSや、下のレベルでのトラッキングシステムを使って、その感覚を磨いているんだ」と自身の目を養っていることも明かした。山本は5回1/3を投げ、4安打無失点に加え、メジャー自己最多に並ぶ10三振を奪い、5勝目。3四死球もあり、6回途中で球数104球となり絶好調とまではいかなかったが「時にはベストの球がなくても、試合を組み立てながら相手打線を攻略しなければならない日もある。特に今日のような良い打線相手だとね。それでも結果を出せるというのは、彼がどれだけ優れた投手かを示していると思う。今日は彼の粘り強さやタフさがよく表れていたし、最終的にそれが報われたと思うよ」とラッシングは右腕の粘りを称えた。