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ドジャース・山本由伸 6回途中零封10Kの好投で5勝目 ロバーツ監督の誕生日飾る - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースの山本由伸投手(27)は31日(日本時間6月1日)、フィリーズ戦に先発して5回1/3を投げ、4安打無失点の好投で今季5勝目を挙げた。直球は今季最速の98・2マイル(約158・0キロ)を計測し、昨年9月以来、通算6度目となるメジャー自己最多の10奪三振。54歳の誕生日だったデーブ・ロバーツ監督に最高のプレゼントを贈った。
2本の長短打で背負った4―0の5回1死二、三塁の窮地。山本が底力を発揮した。両リーグ最多22発のシュワバーとの対決。「一発を許すのが駄目な場面。丁寧に投げた」。内角攻めで追い込み、6球目は一転して外角高めへ。ボール気味の97・5マイル(約156・9キロ)で空振りさせた。続くターナーはコースいっぱいの内、外、外で3球三振。ターナーのABSチャレンジで、バックドアのシンカーが外角低めの隅をかすめる様が鮮明に映し出された。「感覚以上にボールが行ってる感じが久しぶりにあった。新しくいい感覚だった」6回無死一塁では打率リーグ3位と好調のマーシュを鋭く曲がるカーブで3球三振。104球に達して交代した。10奪三振は昨年9月12日ジャイアンツ戦以来、6度目のメジャー自己最多。マウンドを降りる際は、総立ちの本拠地観衆に見送られた。98・2マイルは今季最速。威力十分の直球を軸に無失点に抑え、エースの役割を果たした。試合を通して何度も判定が覆った。初回先頭のシュワバーにカウント2―2から内角低めシンカー。ABSチャレンジでストライクとなって見逃し三振で発進した。ハーパーもフルカウントから6球目の判定が覆り、再び三振に仕留めた。両軍計10度のABSチャレンジで8度成功し、山本の投球では捕手ラッシングが3度の要求で2度成功。武器とする制球力が生き、「凄く好きなシステム」を味方につけた。5月31日はロバーツ監督の54歳の誕生日。「みんなも誕生日だってことは知っていたので、いい試合になってよかった」。5勝目を挙げる好投で5カード連続の勝ち越しを決め、今季最多に並ぶ貯金17に貢献した。最高のプレゼントにロバーツ監督は「いい一日だった。(5回の)分岐点を切り抜けたことがエースの証だ」と最敬礼だった。(小林 伊織)【山本に聞く】――球に勢いがあった。「今週の練習からコンディション良く投げられていた。今日もマウンドに上がって、自信を持って投げることができたと思う」――序盤は球数が多くなった。「ストライクに見えないボール球も多かった。うまくコントロールし切れてはいなかったけど、その分ボールの強さがあったので、こういう結果になったかなと思う」――細かい制球に苦しんだのは。「フォームのところだったり、力感のところだったり。そういったところかなと思う」――ここ数試合で理想に近づいている。「内容もどんどん良くなっている。今日は6回途中で交代になったけど、次はより良いピッチングができるように頑張りたい」