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広島・小園海斗 もう一度信頼とり戻したい?に「その通りです」 6月反抗の起爆剤へ並々ならぬ決意 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・小園海斗内野手(25)が、得意の6月戦線で名誉挽回を期した。チーム成績を左右する主力の1人でありながら、今季はここまで打率・219の大不振。ただ、昨季は6月に同・352と打ちまくり、首位打者と最高出塁率の2冠につなげた。交流戦6連敗中のチームは、2日から本拠地で日本ハム、オリックスと6連戦。反転攻勢に転じるには、背番号5の復調が欠かせない。
復調のきっかけになり得ると信じたい。敵地で屈辱にまみれた、5月31日ソフトバンク戦。3点を追う8回、先頭・小園は松本裕の難しい外角低めフォークを左翼線へはじき返した。貴重な得点に結びつく二塁打。敗戦後、短くコメントした。「何とか食らいついて打てた。これからもっと打てればいい」5月23日の中日戦以来、実に15打席ぶりの安打。曲折があった。翌24日には熱意を欠くように映った複数のプレーぶりに「士気が落ちる」(新井監督)として途中交代を命じられ、26日からのロッテ戦3試合はベンチスタートを強いられた。左翼線二塁打には、伏線があった。試合前の打撃練習。小園は、福地打撃チーフコーチと会話しながらティー打撃に汗を流した。何を確認していたのか、本人が説明する。「ちょっと滑っているので。だから、打てていないと思う」同チーフコーチによると、ボールがバットに当たる瞬間に少し滑るため、力のない打球になる。そうならないためのフォーム修正。「(左へ)低い打球を打とうとすれば、滑るイメージは多分湧かない。それができれば安打が増えるし、打率も上がる」と付言した。直後に放った左翼線二塁打が、ティー打撃での修正を体現したものなら、状態好転への期待は膨らむ。思い起こせば昨季、小園の打率は5月末時点で・256だったが、6月は同・352と打ちまくり、首位打者と最高出塁率につなげた。「この成績なので、一試合一試合やっていくしかない。(先発起用される中で、もう一度信頼を取り戻したいか?)その通りです。何とか頑張りたい」貧打と得点不足にあえぎ、交流戦に入ってチームは6連敗。責任を感じるからか、小園は多くを語らない。性格なのだろう。本人は必死にプレーしているつもりでも、気が入っていないように映ることも。どうであれ主力としての責任がある。「高給をもらっているので、やってもらわないと。彼が打ちまくり、打線が活発になることを期待している」福地打撃チーフコーチは、そう期待を寄せた。昨季実績を残した6月戦線。25歳が秘めるプライド、矜持(きょうじ)をプレーで見たい。