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阪神・佐藤輝明、ミスターの一周忌前に初代・長嶋茂雄賞の誓い「最後に取れれば」 同一シーズン11球団本塁打も視野に伝説的シーズンさらに加速!
リラックスした様子で練習に臨む阪神・佐藤輝明=甲子園球場(撮影・松永渉平)昨年89歳で亡くなった長嶋茂雄さんの一周忌となる3日を前に、阪神・佐藤輝明内野手(27)が2日、今季新設された「長嶋茂雄賞」の初代受賞者となるべく意欲を語った。この日は台風6号接近の影響で西武戦の中止が決定し、甲子園の室内練習場で練習。あらゆる打撃部門で12球団トップを走るだけでなく、ここまで交流戦2カード連続本塁打と勢いが止まらない。記録にも記憶にも残る姿を、ミスターに届ける-。日本中を悲しみに包んだ日から1年。ミスターが天国に旅立った後も、そのレガシーは球界に受け継がれている。傑出した活躍を続ける佐藤は、特別な一日となる6月3日に向け、新設された「長嶋茂雄賞」受賞へ意欲を語った。「そうですね。最後に取れれば、最終的にいいかなと思います」昨年6月3日、長嶋茂雄さんがこの世を去った。野球界を発展させた偉大な功績をたたえ、今季から新たな賞が創設された。「長嶋茂雄賞」。走攻守での顕著な活躍やプレーでファンを魅了し、プロ野球の価値向上に貢献した野手が表彰される。まさにミスターのように、一挙手一投足で野球ファンをとりこにした選手に贈られる殊勝だ。現在、その最有力候補こそ、佐藤といえる。昨季40本塁打、102打点の2冠でセ・リーグMVPに輝いた大砲の勢いは、今季さらに増している。52試合を消化し、14本塁打は森下と並びリーグトップ。39打点は2位の森下に7差。打率・370に至ってはセ・リーグ唯一の3割台(1日現在)と三冠王へ突き進んでいる。他球団からの厳しいマークもものともせず71安打、出塁率・443も1位で、打撃部門1位を総ナメ状態だ。長嶋氏と同じ三塁を主戦場とする虎のスターは、現代の日本プロ野球を引っ張る存在になるまで実力を高めてきた。新人だった2021年にはセ・リーグでは長嶋氏以来となる新人選手での1試合3発を記録。5年間で2度のリーグ優勝、1度の日本一を経験し、今年3月のWBCでは日の丸を背負って世界の舞台で躍動した。栄えある初代受賞に向け意気込んだ背番号8は、特別な一日からさらにエンジンをかけていく。