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ブルージェイズ・岡本 長嶋さん追悼弾 一周忌に“教え子”躍動 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が2日(日本時間3日)、ブレーブス戦で3試合ぶりの13号2ランを放った。日本時間で一周忌を迎えた長嶋茂雄さんとは、新人だった15年に初対面。翌年には初めて「神の手」で触れられ巨人の4番に成長した。米国でも同じ「ホットコーナー」を守り、24試合ぶりの複数安打もマーク。海の向こうから追悼アーチを届けた。
岡本が長嶋さんと初めて顔を合わせたのは、15年2月の宮崎キャンプだった。背番号はミスターの「3」と原辰徳の「8」で「38」を背負っていた。当時18歳の岡本は「シャス」とあいさつし、大慌てした球団職員にたしなめられ、その後は直立不動で約5分間、話を聞いた。翌年のキャンプでは「岡本!」と声をかけられ、背筋が伸びた。憧れの存在から左手でタッチしてもらい、内角打ちの指導を受けた。長嶋さんに触られた若手は大成するという「ミスター神話」がある。24年5月27日には長嶋さんの病室に招かれて約40分間、素振りを見てもらった。特別な時間を共有したことは今でも忘れない。日本では長嶋さんの一周忌。その大事な日に、岡本は3戦ぶりとなる一発を放った。0―2の2回2死一塁で、低めのシンカーを右翼席へ運んだ。打球角度33度で上がり、左翼から右翼への風にも乗った一打。「(風に)助けられた。本塁打になって良かった」と冷静に語った。長嶋さんのような、打席でのしぶとさが生きた。初球のシンカーを見送り、ストライク。2球目はボールと判定されたがABSチャレンジで覆り、追い込まれた。フルカウントまで持ち込んで初球と同じコース、球種の8球目を仕留め「四球でもいいかなと思いながら粘ろうと思っていた。食らいついていった」と振り返った。9回には左前打を放って5月5日のレイズ戦以来の複数安打をマーク。試合は1点差で敗れたが、自身は6月初戦で好スタートを切り「試合に出る以上はしっかり打てるように頑張りたい」と引き締まった表情で話した。13本塁打、35打点はチームトップの数字。ミスターのように、ここぞの勝負どころで一本を打つことが自身の役割と理解している。≪岡本と長嶋さんの交流≫☆初対面 入団1年目の15年2月14日、長嶋さんが春季・宮崎キャンプを視察。2軍練習場にも足を運び、岡本のフリー打撃を見守った。「上半身と下半身のバランスがいい」と体つきにも太鼓判をもらい、「思っていたより大きくて凄いびっくりしました」と話した。☆522日ぶりの直接激励 21年3月2日に東京ドームでの全体練習を激励。19年9月27日以来、522日ぶりの東京ドーム来場となり、約2時間半、練習を視察した。岡本は「軸足への体重の残し方をご指導いただいた。ありがたいです」と再会を喜んだ。☆異例の熱血指導 24年6月20日に東京ドームでの全体練習をサプライズ訪問。岡本の打撃練習を見守りケージ裏から直接声をかけた。