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阪神・藤川球児監督「強さを持った選手がこの舞台には必要だというところですね」小幡竜平の痛恨失策に語気強める 球際弱く、適時打も出ず…甲子園4連敗
試合に敗れた阪神・藤川球児監督。甲子園4連敗だ=甲子園球場(撮影・松永渉平)(日本生命セ・パ交流戦、阪神2-3西武、1回戦、西武1勝、3日、甲子園)打てない、守れない―。そして、甲子園で勝てない。阪神は勝負どころで小幡竜平内野手(25)が2者生還を許す適時失策を犯し、これで本拠地4連敗。藤川球児監督(45)が語気を強めた。「すべてにおいて球際の強さを持たなければいけない。強い選手でなければいけない。こういう戦いにおいては大きな差になりますから。強さを持った選手がこの舞台には必要だというところですね」0―1の七回だ。2死二、三塁で粘投していた大竹が長谷川を遊ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けたと思ったが、小幡が痛恨のファンブル。慌てて白球を拾い上げた送球も一塁ベースから大きくそれ、ワンプレー2失策で2点を献上した。九回に佐藤の2ランで追い上げただけに、痛過ぎる失点となった。5月16日の広島戦(甲子園)以来、13試合ぶりのスタメンに抜てきした若虎に、指揮官は「ゲームに出ていない間にどういう風にしてゲームに向かっているか。ベンチでスタートするにしても、そういうところが出てくる」と厳しく言及。小幡は「大竹さんにもチームにもすごく迷惑をかけた」と唇をかんだ。甲子園を本拠地とする藤川虎が掲げるのは、守り勝つ野球。投手が何とか粘って試合をつくる中、ミスで自滅していては勝利は遠のいてしまう。今季、甲子園で複数失策を記録した試合は5戦全敗。やるべきこと、やってはいけないことは明白だ。交流戦に入り、甲子園では4戦4敗。今季通算でも11勝12敗1分けと黒星先行となった。打線は先発・渡辺の前に沈黙し、七回まで2安打に封じられた。九回に佐藤の2ランが飛び出したが、5月28日の日本ハム戦(甲子園)の二回から44イニング適時打なし。今季ワーストの50イニングが迫ってきた。苦しい戦いの中で、四回には佐藤が一塁へ全力疾走し、リプレー検証で判定が覆って併殺を免れた場面があった。藤川監督は「周りがどう響くか。その姿を見て感じなければいけないし、誰かに任せているからそうなるかもしれない。そういう情けないチームにするつもりはないですね」と力を込めた。我慢の時こそ、凡事徹底。チーム一丸で勝利を呼び込む。(渡辺洋次)■データBOX❶阪神は甲子園で5月26日の日本ハム戦から4連敗。2024年5月26日の巨人戦~6月6日の楽天戦で6連敗して以来。今季の甲子園成績は11勝12敗1分け。昨季は37勝25敗。直近にシーズンで負け越したのは2018年(21勝39敗2分け)で最下位に沈んだ。❷阪神は今季8度目の1試合2失策。甲子園で複数失策となった試合は、4月14、16日の巨人戦、5月8日のDeNA戦、同27日の日本ハム戦に次ぐ5度目で全敗している。❸阪神は昨年から西武戦で4連敗。一球速報へプロ野球日程へ