サンスポ
阪神・佐藤輝明、こすった打球でびっくり弾!「いいところに飛んでくれた」あきらめない4番が意地のリーグ単独1位15号2ラン
九回、15号2ラン本塁打を放つ阪神・佐藤輝明。こすった当たりでも、この男には関係なかった=甲子園球場(撮影・泰道光司)(日本生命セ・パ交流戦、阪神2-3西武、1回戦、西武1勝、3日、甲子園)阪神は西武に2―3で敗れた。3点を追う九回に「4番・右翼」で出場した佐藤輝明内野手(27)が、驚きのパワーと技術を発揮した15号2ランで意地を示した。再びセ・リーグ本塁打争いで単独トップに立つ一撃も、チームは交流戦で2勝5敗と苦戦が続く。現状を打破するために、虎が誇る主砲が諦めない姿勢で勝利へと引っ張っていく。最後まで諦めない。主砲の思いは、高々と舞い上がった白球にも乗り移った。ぐんぐんと伸びて左翼ポール際へ。こすったような一打でスタンドインする驚弾を放った佐藤は、険しい顔のままダイヤモンドを一周した。「よかったです。いいところに飛んでくれたかなと思います」パ・リーグ首位の西武を甲子園に迎えた一戦。3点を追う九回に虎党のため息ばかりが響いた球場の雰囲気を一変させた。森下が左翼フェンス直撃の三塁打でチャンスメーク。大歓声を背にルーキーでクローザーを務めるドラフト2位・岩城(中大)に対峙し、カウント1―1からの真っすぐを捉えた。ボールの下っ面を切ったような飛球で、上がった瞬間に三走・森下もタッチアップの体勢をとった。だが、左翼手・桑原は一歩、二歩と下がり、最後はフェンスに背中をつけてジャンプ。ボールはその上を越え、スタンドへ消えた。会心でなくとも本塁打にしてしまう技術とパワーを見せつける15号2ラン。40本塁打を記録した昨季とより1試合早い、53試合目での到達となった。本塁打で並んでいた森下を突き放し、再び単独トップに。交流戦で3カード連続本塁打とし、1シーズンでの11球団制覇弾まで残すは3球団となった。