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【甘口辛口】阪神・佐藤輝明が筆頭候補も…「う~ん、どうでしょう」と長島茂雄賞を見守ってほしい
長嶋茂雄さん■6月5日早すぎる勝手な予想をお許しいただきたい。プロ野球のセ・パ両リーグ12球団の選手から選ばれる「長嶋茂雄賞」の筆頭候補である。3日時点のセ・リーグ打撃部門で、打率、本塁打、打点の三冠王をひた走る阪神のサトテルこと佐藤輝明を挙げたい。現役時代の長嶋さんと似て好機に強い三塁手でもある。巨人では長嶋さんの一周忌を迎えた3日、代打逆転満塁本塁打でチームを勝利に導いた頼れる存在の丸佳浩外野手あたりか。丸は長嶋さんと同じ千葉県出身。同郷といえば、DeNA・度会隆輝外野手も明るい性格に加え打撃も好調で、プロの選手らしい顔になってきた。今季から創設の「長嶋茂雄賞」は、その年の公式戦とポストシーズンの公式戦で走攻守とも顕著に活躍し、ファンを魅了するプレーをした選手に贈られる。選考委員は、王貞治、山本浩二、岡田彰布、栗山英樹、松井稼頭央という球界を代表する5人。ファンを楽しませる人柄や意欲も選考理由になりそうだ。実際、長嶋さんも半生記「野球は人生そのものだ」(中公文庫)で、立教大時代から「周りの人を喜ばせるにはどうしたらいいか考えてきた」と告白。巨人入りした後、ゴロをさばいて一塁送球後に右手のひらを泳がせる動作でも親しまれたが、「あれは(友人で先代の)市川團十郎が花道で見得を切るときの所作を取り入れた」と明かしている。冒頭のサトテルはあくまで現時点の候補。パ・リーグも含め、米大リーグの日本選手に負けないニューヒーローの出現を期待したい。長嶋さんも天国で「う~ん、どうでしょう」とおなじみの口癖で迷いつつ、見守っていくことだろう。さて、あなたのイチオシは誰ですか。(森岡真一郎)プロ野球日程へ