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【甘口辛口】総帥ゲキも主将復活もコーチ陣テコ入れも実を結ばない楽天…誰の責任?聞いてみたい
楽天・三木肇監督■6月7日最近のプロ野球は7点差でも安心できない。5月20日の阪神戦(甲子園)で七回表の7―0から逆転負けを喫した中日に続いて、楽天がしでかした。4日のDeNA戦(横浜)は八回表に3点を奪いながら、その裏に同点とされ、九回は暴投で二走の生還を許すサヨナラ負けだ。スコアは7―8。八回裏に7点を失う野球って一体…猛攻を受け、ベンチの三木肇監督の青ざめた表情をとらえたTVカメラは自身の守備位置付近で、あぐらをかく外野手も映し出した。帽子をあみだにかぶって、芝をいじる選手と指揮官。特別な理由があったとしても、皮肉なコントラストだった。最近の楽天は忙しい。交流戦2連敗スタートを受け、5月28日の敵地での中日戦では三木谷浩史オーナーが訪れて激励。場所は周囲からの視線が注がれる三塁ベンチ。全員集合が可能なスペースが、そこだったのか。異様な光景だった。総帥のゲキを受けながら当日も敗れ、次のカードも全敗だ。6月に入って、2日には鈴木大地がキャプテンに就任した。シーズン中では異例の主将制復活だった。逆転負けを喫した翌5日には2軍帯同の青山浩二投手コーチが1軍担当となり、小野寺力コーチがファームに回る人事が発表された。デッドラインを越えれば、コーチ陣に手を入れる。弱者の典型的なパターンだ。交流戦は2勝9敗でリーグ最下位に沈む。今江敏晃監督を1年で代えたのが2024年オフ。就任した三木監督も20年に1年限りで交代を命じられ、5年ぶりの復帰だった。指揮官だけの責任ではない。長い守備時間で選手が座り込む…これが許される雰囲気を誰が作ったのか。球団の誰でもいい。聞いてみたい。(稲見誠)プロ野球日程へ