スポニチ
阪神 屈辱の5イニング連続6被弾に藤川監督「言い訳を探してはダメ」 才木浩人も連続スライド弁解せず - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神が球団初の5イニング連続被弾の屈辱を味わった。1試合6被本塁打は16年ぶり。先発・才木は自己ワーストタイの1試合3被弾と崩れた。初回に栗原に154キロを運ばれ、2回は野村に151キロを捉えられ、3回は再び栗原に今度は変化球を放り込まれた。
「試合を壊したのは今年3回目なので、それが問題。ホームランを3本打たれている。しっかりやらないと。チームに凄く迷惑をかけている」3回5失点で降板した10年目右腕は全ての責任を背負い込んだ。2戦連続の降雨中止になり、異例の“スライドのスライド”で臨んだマウンド。期待されたパフォーマンスを発揮できなかったものの「調整の難しさはない。体もメンタルも準備はできていた。スライドっていうのはただの言い訳」と弁解しなかった。藤川監督もコンディションを理由にすることを許さなかった。「状態どうこうを言っているようでは、野球選手の本質ではなくなる。カウントを取らないといけないところ、勝負しなければいけないところでアウトを取れるか。これがプロである理由だから。言い訳を探してはダメ」問題はその打たれ方にある。才木の後に3発を浴びた2番手の椎葉を含め、この夜の6本の柵越えは、全て2ストライクまでの早いカウントを振り切られた。指揮官はバッテリーでの対応を求めた。「この前のロッテ戦もそうだが、カウントを整えているところでやられている。気持ちよく相手にスイングをされている。それをどう崩すのか、バッテリーでやらないと」昨季12球団最少の53被本塁打の鉄壁投手陣が、今季は既に46被弾。リーグで2番目に多い数字になっている。「一発厳禁」の徹底が急務だ。(倉世古 洋平)○…才木(神)が栗原(ソ)の2打席連続本塁打を含む1試合3被弾を喫した。1試合3被弾は18年6月17日楽天戦(楽天生命パーク)以来2度目の自己ワーストタイ。また、同一選手による2打席連続被弾は18年8月1日中日戦(ナゴヤドーム)で高橋周平に喫して以来の屈辱となった。これで才木は今季被本塁打7となり、村上の5を抜いて球団ワーストとなった。▼阪神椎葉(2番手で4回から登板、2イニング連続で計3被弾など2回5失点)打たれているんで、(球は)良くはない。(切り替えて)頑張ります。≪交流戦球団ワースト更新≫○…阪神のゲーム6被弾は10年8月1日の中日戦で6被弾して以来16年ぶり。交流戦では13年まで過去4度あった4被弾を更新。このうち3度がソフトバンク戦で、みずほペイペイドームでは、05年5月20日(当時はヤフードーム)の4被弾を21年ぶりに上回った。○…1~5回にかけての5イニング連続被弾は、22年5月8日にDeNAが広島戦で3~7回に喫して以来。交流戦では今回が初めてで、阪神も初の屈辱。≪阪神の複数本塁打被弾VTR≫▽10年8月1日・中日戦 先発・下柳が4本塁打、4番手の久保田が2本塁打と合計6本塁打を浴びたが、試合は乱調の投手陣を打線が援護。6回までに8得点を挙げた阪神が逃げ切り勝利を収めた。▽07年9月7日・巨人戦 李承(火ヘンに華)の3本塁打、高橋由伸の2本塁打を含む計7本塁打で8点を奪われるが、阪神も単打で粘り、8―8の9回、代打・桧山の勝ち越しソロで白星となった。▽51年8月1日・松竹戦 松竹の岩本義行に4本塁打を浴びるなど、阪神は先発・干場ら登板した4投手が全員被弾。合計9被弾は、現在まで続くチームの1試合被本塁打の記録となった。