サンスポ
オリックス・杉本裕太郎「自己紹介します。11年目の〝杉本外野手〟です」 今季初適時打がチーム救う逆転サヨナラ打! 改めてファンにあいさつ
九回、サヨナラ打を放ったオリックス・杉本裕太郎(左)は太田椋(中央)らから手荒い祝福を受ける=京セラドーム大阪(撮影・甘利慈)(日本生命セ・パ交流戦、オリックス4x-3ヤクルト、1回戦、オリックス1勝、9日、京セラ)ライナーで左中間を破る。走者2人が生還すると、ナインが一斉にベンチから飛び出し歓喜のウオーターシャワーが飛び交った。オリックス・杉本裕太郎外野手(35)が、会心の逆転サヨナラ打でチームの連敗を「5」で止めた。ずぶぬれのまま招かれたヒーローインタビューで満面の笑みだ。「いや、気持ちいいっすね。最高っすね」2点を追う九回。1点差に詰め寄り、なおも1死二、三塁で代打に送られた。「内野も前に来ていたし、最悪外野フライでも同点」と、ヤクルトの守護神、キハダ(前エンゼルス)が投じた4球目、150キロの直球を振り抜き、左中間へ弾き返した。主砲の一打でチームは今季2度目のサヨナラ勝ち。岸田監督も「本当に重たい苦しいこの空気の中で、ホームに帰ってきて全員でこういう勝ちを取れたのは大きい」と目を細めた。九回、サヨナラ打を放ったオリックス・杉本裕太郎。チームを6月初勝利に導いた=京セラドーム大阪(撮影・甘利慈)杉本は今季、開幕前に古傷の両膝を痛め、2軍スタートになった。日々1軍の試合を自宅でテレビ観戦し「早く1軍に戻りたいな」ともどかしく思いながらも、懸命にリハビリに励んできた。5月26日のDeNA戦(横浜)から1軍に合流し、今季8試合目で待望の初適時打。お立ち台では「今年からオリックスファンになった方、知らないかもしれないので自己紹介します。11年目の〝杉本外野手〟です。前半あんまり何もしてないんで、ここから仕事できるように頑張ります!」とあいさつしてみせた。まだ患部を気にする場面もあるが「痛いと思ったら痛いので、思わないように」と気丈に振る舞う。頼もしさを取り戻した男が、チームとともに、もっともっと状態を上げていく。(西垣戸理大)一球速報へプロ野球日程へ