スポニチ
巨人・戸郷翔征「今日は一人で何とかいこうと思って」自己新14Kで2年ぶり完封 菅野が刺激に - スポニチ Sponichi Annex 野球
巨人の戸郷翔征投手(26)が10日の楽天戦(楽天モバイル)で自己新記録となる14三振を奪うなど2年ぶり自身7度目の完封で完全復活を印象づけ、今季3勝目(1敗)をマークした。
戸郷はこれが交流戦通算13勝目(5敗)。22勝している内海哲也(現投手コーチ)に次ぎ、菅野智之(現ロッキーズ)と並ぶ球団2位タイに浮上した。試合終了の瞬間、マウンドでホッとしたような笑みを浮かべた。これで楽天戦は4戦4勝。慣れない敵地のマウンドを味方にしての圧巻の奪三振ショーだった。ヒーローインタビューでは「前回も中継ぎの方に迷惑をかけてしまったので、今日は一人で何とかいこうと思って。チームの援護もたくさんあったので、最後まで投げ切れて良かったです」と第一声。前回登板した6月3日のオリックス戦(東京D)では初回を3者凡退で順調に立ち上がりながら、0―0のまま迎えた2回先頭、4番・紅林に投じた初球フォークボールがすっぽ抜けて頭部死球となり、審判団協議の結果、わずか14球で自身初の危険球退場。悔しい思いを味わったが、そこから中6日で完全復活を印象づける快投だった。7回までに自己新の13奪三振。8回は三振が取れずに毎回奪三振は途切れた。だが、9回に3奪三振すればセ・リーグ記録に並ぶ。球団では1967年の金田正一、1994年の桑田真澄以来32年ぶり3人目へ――。だが、9回は2安打されて1奪三振。セ・リーグ記録に手は届かなかったが、2年ぶりの完投&完封勝利はしっかりものにした。「最後も気持ちよく終われなかったんですけど、何とかゼロに抑えられ良かったです」と戸郷。今でも連絡を取り合い、尊敬する菅野に並ぶ交流戦13勝目には「今日も菅野さんが6勝目、メジャーで挙げたので。なんとかあとを追えるようにと思いながら今日頑張りました」とさすがに気持ち良さそうだった。チームはこれで2分けを挟んで6連勝。6月はいまだ無敗でついに今季初のセ・リーグ単独首位に浮上した。セ・リーグ、交流戦とも見据えるのは頂点だ。「たくさんの声援のおかげでなんとか6月負けなしです。まだまだね、交流戦終わらないですけど。優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とファンに呼びかけた背番号20。仙台まで駆け付けたG党からは復活したエースに大歓声が注がれていた。