スポニチ
鈴木誠也はトレード候補? 米記者がカブスに市場価値調査を提言 MLB全体で右打者不足が深刻化 - スポニチ Sponichi Annex 野球
スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が、カブスが今夏のトレード期限までに鈴木誠也外野手(31)の市場価値を探るべきだと提案している。その背景には、MLB全体で右打者不足が深刻化している現状がある。
今季の右打者のOPSは.696と、1992年以来最低ペース。強打の右打者は各球団にとって貴重な戦力となっている。カブスは昨オフにも鈴木に対する他球団の関心を把握していたという。現在チームには、鈴木のほかイアン・ハップ、今永昇太、ジェームソン・タイヨン、マシュー・ボイドといった契約最終年の主力がいるが、全員を引き留める可能性は低い。特に8月に32歳となる鈴木は、長期的なチーム構想の中心ではないかもしれない。そのためローゼンタール記者は、鈴木を放出して先発投手を獲得する選択肢に言及する。もしFAで流出した場合、カブスが得られるのは補償ドラフト指名権程度だが、トレードならより大きな見返りを得られる可能性がある。期限時点で残り年俸が600万ドル未満となることも、獲得を目指す球団にとって魅力となる。もっとも、鈴木には完全なトレード拒否権があり、話は簡単ではない。ただ、シーズン途中に移籍した選手はクオリファイング・オファーの対象外となるため、FA市場で自由に移籍先を選びたい鈴木にとっては、移籍を受け入れるメリットもある。今季の鈴木は好不調の波が大きいものの、6月に入って再び状態を上げている。守備指標も向上しており、DH専任を望んでいない姿勢も評価されている。ローゼンタール記者は、カブスには何らかの刺激が必要であり、右打者不足が進むMLB市場を考えれば、鈴木には十分な需要があると見ている。結果的に、鈴木を活用したトレードがチーム強化につながる可能性があるという見方だ。