サンスポ
【〇虎将トーク】阪神・藤川監督、緊急登板の木下「チャンスですね。選手にとって」アクシデント告げた畠「勝負師というよりもチームを優先してくれた」
七回2死一、二塁、緊急登板でオリックス・太田椋から空振り三振を奪って、吠える阪神・木下里都=京セラドーム大阪(撮影・林俊志)(日本生命セ・パ交流戦、オリックス3ー6阪神、2回戦、1勝1敗、13日、京セラ)阪神が連敗を「4」で止めた。一回2死二塁、佐藤輝明内野手(27)の左中間二塁打で先制。四回無死一、三塁では大山悠輔内野手(31)の中犠飛で加点した。六回は熊谷敬宥内野手(30)の二塁打で2点を追加し、1点差の九回は高寺望夢内野手(23)、中野拓夢内野手(29)の連続適時打で突き放した。高橋遥人投手(30)は6回3失点(自責2)で球団では2010年能見篤史以来の開幕8連勝を飾った。昇格後、19試合連続スタメンのD1位・立石正広内野手(22)=創価大=は初のベンチスタートで、出番は九回の守備のみだった。交流戦は5勝10敗。藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(成績=33勝27敗1分、観衆=3万6103人)。ーー苦しい展開で勝ち切った「喜べることですね」ーー高橋は粘った「そうですね。いつもの彼らしくといいますかね、坂本と組みましたけど、伏見も出られる状況であったり、今日はコンディションが整わなかったというところですけど、それはチーム全員そういうところもあるだろうしね」ーー坂本も対応した「キャッチャーの仕事は最後までゲームを持っていくことができれば、それは素晴らしい答えだと思いますね。チーム全員です。よくやってくれました」ーー七回のピンチは木下が抑えた(七回2死一、二塁で太田の打席で3球目を投じた後に畠がアクシデント降板。緊急登板の木下が空振り三振を奪って窮地脱出)「あれはチャンスですね。選手にとっては。ここは、そういうパッと晴らせる機会もありましたしね。ああいうアクシデントの後というのは、どうとらえるかで、少し違うんですけど、まあ監督の立場としては彼はチャンスを生かしたと思います」ーー畠の状態は?「彼は少し上肢の部位で不安を抱えているところがあるので、こちらもケアをしながらやってはいるんですけど、少しその症状が出たというところで、この時期は湿度も高いし、疲労も出やすい時期ですから、おそらく1度、抹消になると思います」ーー上肢は指か「まあそうですね。自分自身も経験がありますけど、ピッチャーは、バネ指みたいになることもあるので。でも勇気があったと思いますけどね。あの状態で最後、投げずに自分で呼んで降板を告げるという。勝負師というよりもチームを優先してくれたというのは、非常にチームとしてありがたい。ギリギリまで戦おうとする姿は、すごくありがたい。ただ、それで投げてしまって、打たれた後ではなくてというのは、本当にチームのことを考えてくれたというところでは、連動してくれたと思います」ーー打線もクリーンナップを中心に繋がりが見えた「トライ&エラーもありますけどね。これは、そういう選手たちがミックスされるのがチームですから。チーム力を1つずつ…勝っても、負けても引き上げていけるような努力は常に惜しまないようにしなければいけませんね」ーーレギュラーを確約されてない選手が力を発揮「勝っても負けても一緒ですね、それは。切磋琢磨しながら選手はキャリアを伸ばそうとする。ゲームの中でチームと連動することができれば、能力は高くなっていくだろうし、まあミスもあるだろうし、それは勝ち負けは関係ないと思うんですよね。選手の成長には。勝ったらチームとして喜んで成長できますけれど、痛い思いをしなければいけないのもまた選手ですから。また明日ね、明日終わったら休みですかね。選手も雨で2試合連続で流れましたけど疲労もあるので、もう一日頑張ってやってもらいたいなと思います」ーーベンチで動かなければいけないと思うと言っていたなかで、立石はベンチスタート「出た選手がきっかけだと思うので、勝負しているわけで、高寺も代走からだし、木下も緊急だし、自分でどういう風に捉えるかじゃないですか。怖さを知っている選手もいるだろうし、怖さを知らない選手もいる。選手それぞれ、また頑張ってもらいましょう」ーー九回の熊谷の犠打失敗のあと、坂本も犠打。執念を感じた「坂本が犠打をして、高寺、中野も打って、彼らが打ったということでしょう。それしかないですね」一球速報へプロ野球日程へ