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広島・森下暢仁 圧巻の20人連続アウト!2年ぶり完封でチームの交流戦ビジター連敗7で止めた - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・森下暢仁投手(28)が、13日の楽天戦に先発し、24年6月25日のヤクルト戦以来2年ぶりの完封で5勝目を挙げた。初回に安打を許して以降、20人連続アウトを記録するなど、終始安定した投球を披露。右腕の活躍で、チームは連敗を4、交流戦ビジターの開幕連敗も7で止めた。
最後まで森下に隙はなかった。9回2死一塁から辰己を一ゴロに抑えて試合を締めくくると、喜びをかみしめつつナインとハイタッチを交わした。2安打完封で5勝目。杜(もり)の都で、快投を演じた。「いつも守りきれてなかった部分もあったので、今日は点数を守りきれて良かった。初回に点を取ってくれて、なんとか粘り強くという気持ちを持っていたので、それが良かったと思う」味方の援護も追い風に、腕を振った。ストライクゾーンで果敢に攻め、打たせて取る投球で相手打線に凡打の山を築かせた。ここまでは援護を受けた直後に追いつかれたり、逆転を許すケースが散見されたが、この日の森下は違った。初回先頭の平良に左前打を許して以降は、7回2死まで20人連続アウトに仕留める圧巻の内容。終始、自分のリズムを崩さず、相手に流れをわたさなかった。捕手の石原とは登板3試合ぶりで、今季2度目のコンビだった。時折サインに首を振ることもあったが、「投げたい球をとにかく投げようと思っていた。投げながら、(石原)貴規がうまく合わせてくれた」と感謝した。前日12日には、過去にオフの自主トレをともにしたことがある楽天・前田健と再会。右腕からはチームに対して牛タン弁当が差し入れられ、森下も“師匠”からもらったパワーを源に躍動した。「仙台にも、たくさんのファンの方が来ているなと感じていた。なにがなんでも勝ちたいという思いで投げた。ここから乗っていけるように、後戻りしないようにやっていけたらと思う」この日は試合開始前から、右翼スタンドに陣取った応援団が発する「気合を入れろ、カープ」の声援が飛んできた。チームは、この日の試合で敗れれば交流戦ビジター開幕8連敗で、17年ヤクルトと並ぶプロ野球ワースト記録となる危機にもあった。負けられないマウンドで、力強く腕を振った。「本当にナイスピッチングだった。何も言うことはない」と新井監督。最大級の賛辞に値する快投だった。 (長谷川 凡記)