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【甘口辛口】巨人前監督・阿部慎之助氏は〝想定通り〟不起訴…警察逮捕の謎は解けぬまま
巨人前監督・阿部慎之助氏■6月17日長女に対する暴行容疑で書類送検された巨人の阿部慎之助前監督(47)について、東京地検は15日不起訴とした。姉妹のけんかを止めようとした際、言い返した長女を押し倒した。よくある「親子げんか」に見えるが、警察が現行犯逮捕したことで日本中が驚くニュースになった。警察は書類送検の際、起訴を求めない「寛大処分」の意見を付けていた。予想通りの不起訴とはいえ、逮捕されたことで巨人軍監督の座を追われ積み重ねた名声に大きな傷をつけて〝ただの人〟になった現実は変わらない。阿部氏は「全ての非は私にある。日々失ったものの大きさを感じ猛省しております」とコメントした。皮肉なことに橋上監督代行が指揮する交流戦では巨人の勝利数はセでトップ。「選手はのびのびやっている。前監督のスパルタ体質の反動か」との声も聞く。今回の件は長女がAIに相談して大ごとになった。AIが使い方次第で社会に大きな影響を与えることも世に知らしめた。反面教師としての〝貢献度〟はなかなかなものだ。そういえば先日「伊東前市長を不起訴」の新聞の見出しが目に留まった。静岡県伊東市の田久保真紀前市長(56)のことで、「まさか」と思ったら不起訴は公選法違反など追加送検分で見出しの説明不足。東洋大の「卒業証書」を偽造した本丸の有印私文書偽造・同行使などで在宅起訴され裁判が控えている。それでもこの方、よほど反感を買われているのか追加分不起訴でさえ「容疑不十分とは到底思えない」と検察審査会への審査申し立てがあった。一方の前監督はなぜ警察は逮捕したか疑問は氷解しないまま。不起訴のいまとなっては気の毒にさえ思える。(今村忠)