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【小川淳司氏選定 1週間の主ヤク】入団11年目を迎えた左腕・高橋が成長 龍谷大平安高時代に「必ず指名」と方針決めた
ヤクルト・高橋奎二入団から11年目を迎えた高橋が、成長した姿を見せている。調子の波があるのは仕方ないが、悪いときにもしっかり粘れるようになってきた。毎年期待されてきた中で、登板ごとに大きな差があったが、10日の前回登板(対オリックス、京セラ)は何とか試合を作ろうという姿が見られた。2014年。京都・龍谷大平安高で2年春に甲子園の選抜大会で優勝した際、私は1軍監督で、彼が3年生となった15年からシニアディレクター(SD)として投球を見ていた。当時、球団内では順位に関して確定できないが「高橋は必ず指名する」という方針が決まっていた。それだけのポテンシャルがあった。ドラフト3位で入団して、2軍戦で初めて投げたとき、衝撃を受けたし、見ていてワクワクした。そこから肘や腰などさまざまな故障があって、まずはフィジカル面を整えることが優先になったが、やはり体のバネはすごいし、ダイナミックなフォームからの出力は素晴らしいものがあった。課題だったのは、一年間戦える体と制球力。次回登板が、高橋の評価においても、チームのこれからの戦いにおいても大きな試合になると思う。今年を占うような投球になるかもしれない。粘り強く投げられたことをしっかり次に生かしてほしい。(サンケイスポーツ専属評論家)