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ロッテ・愛斗 恩返し満弾!楽天・吉井新監督の初陣白星阻止 移籍1号で77日ぶり貯金1導いた - スポニチ Sponichi Annex 野球
交流戦を終えたプロ野球は19日、セ・パ両リーグ計6試合でリーグ戦が再開した。ロッテは楽天に8―5で逆転勝利。4―4の6回に愛斗外野手(29)が11年目で初の満塁弾を放ち、4月3日以来77日ぶりの貯金1とした。楽天はシーズン途中で異例の就任となった吉井理人新監督(61)が、古巣相手に初陣を飾れなかった。
球場全体を包み込んだ“美爆音”も耳に入らないぐらい集中していた。4―4の6回2死満塁フルカウント。愛斗は球種もコースも意識せず、バットに当てることだけを考えていた。真ん中低めの153キロ。快音を残した打球は左翼席へと吸い込まれた。23年12月の現役ドラフトでロッテ移籍後初アーチは3年ぶりの一発。プロ11年目、1176打席目で初の満塁弾に、お立ち台に上がった背番号50は「久々すぎて緊張してます。みんながつないでくれたチャンスだったので、絶対還してやるっていう気持ちでした」。2年間、吉井監督の下でプレーし、恩返しの決勝弾となった。この日は習志野高校吹奏楽部が来場し、右翼スタンドで演奏。愛斗は「正直聞こえなかった」と集中していた。チームは「美爆音試合」は3連勝だ。「感触は打った瞬間、入ったと思ったんで…その後、ダイヤモンドを一周している時に歓声が聞こえて、気持ち良かったです」3回の第1打席、4回の第2打席ともに空振り三振に倒れており、代打も頭をよぎった。「代打を出さずに信じてくれたので、集中していきました」。サブロー監督の期待に応え、指揮官が今後のポイントの一つに挙げた中堅のレギュラー争いで一歩前に出た。キャンプでは誰よりも遅くまで練習する努力の人。昨年6月に結婚し、先日、第1子の長女が誕生した。「家族が1人増えたので、僕が支えられるように、頑張らないといけないなっていう気持ちです」。父親として責任感も強くなった。愛斗の一打で交流戦明け初戦を逆転勝ちし、4月3日以来の貯金1。パ・リーグ5球団が貯金するのは4年ぶりとなった。サブロー監督は「球数投げさせて塁を詰めて愛斗の一発と、これ以上ない結果です」と称賛し「もっと貯金をつくりたい」と視線を先に向けた。(大内 辰祐)