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広島・岡本駿、父に贈るチームトップ6勝!「登板前に約束していた」新井監督も絶賛の球威で6回1失点 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・岡本駿投手(24)が21日、チームトップの6勝目を挙げた。ヤクルト戦で、6回を3安打1失点の好投。自慢の制球力で要所を締め、小園海斗内野手(26)の左翼線適時二塁打で挙げた5回の2点を、救援陣とともに守り抜いた。神宮での同カード勝ち越しは昨年5月以来。4位DeNAとゲーム差なしに迫り、新井貴浩監督(49)は、試合をつくった2年目右腕を「本当にナイスピッチング」と絶賛した。
敵地・神宮を赤く染めたファンの歓声を一身に浴びた。6回97球を投げ、3安打1失点に抑えてチームトップの6勝目。父の日に、岡本は父・昌孝さんとの約束を果たし、ヒーローインタビューで充実感をにじませた。「登板前に、父に勝利をプレゼントすると約束していたので(達成)できて良かったです。小さい頃、よく一緒に野球をやった思い出があります」ピンチで自慢の制球力を発揮した。3回2死一、三塁で、名原の好守もあってサンタナを内角高めスライダーで右飛に斬ると、4回2死二塁ではモイセエフを空振り三振。犠飛で1点を返された6回、2死一、二塁でもモイセエフを内角直球で中飛に仕留めた。「ヤクルトは昨日も打っていたので、慎重にいって球数が多くなりましたけど、ランナーを出して耐えられたのが良かったです」入団2年目、先発転向1年目でも、登板12試合で防御率2・26と安定感は抜群だ。横瀬小に入学後、勝浦タイガーススポーツ少年団に入団。自己流でも、当時から変わらない投球フォームが安定した制球や登板中の修正を可能にしている。「フォームは小学生の時から、ずっと一緒です。誰かに教わったものではない。この体でスピードも出ているので、自分に合った投げ方ができているのかな…と思います」自分の体の使い方を、無意識のレベルで身に付けている。だからこそ再現性も高い。「父が小学生時代に撮ってくれたビデオを見返しても、(フォームは)今と一緒。コマ送りで見ても、めっちゃ一緒です」と笑った。交流戦明け最初のヤクルト戦に勝ち越し。神宮でのカード勝ち越しは、昨年5月までさかのぼる。投球で貢献した右腕に、新井監督は「初回からボールの力、切れを感じた。強力な打者があれだけいるのに、球威で抑えていたからね。本当にナイスピッチング」と賛辞を惜しまなかった。「毎試合全力で行っていたので6勝している感覚はない。このまま(登板試合は)全部勝つ勢いで投げたい」ピンチで間違えない制球力、耐え抜く精神力は特筆ものだ。先発ロードを歩み始めたばかりの24歳。この先の活躍が楽しみだ。(江尾 卓也)