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阪神・佐藤輝明 「NPB史上最高の佐藤」で3冠王だ!打点トップ、本塁打は佐藤孝夫の150本まで11本 - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神・佐藤輝明内野手(27)が、「NPB史上最高の佐藤」襲名を視界に捉えている。すでに打点は、NPBでの1軍出場経験を持つ「佐藤」姓の全73選手(25日時点)でトップに君臨していた佐藤孝夫(国鉄)の432打点を抜き、本塁打も同じ佐藤孝夫の150本まで残り11本。球団日本人選手初の3冠王へ、格好の通過点とする。25日のヤクルト戦(甲子園)は2日連続の降雨中止。今季の降雨中止明けは6試合で2本塁打を放っており、26日からの広島戦(マツダスタジアム)での15試合ぶりアーチに期待大だ。
日本で最も多いとされる「佐藤」姓。プロ野球界もご多分に漏れず、現役選手を含め、今季まで73人もの選手が、1軍出場経験を持つ。その頂点に君臨しようという選手が、阪神にいる。佐藤輝だ。すでに、打点はトップに立った。4月21日DeNA戦(横浜)の8回1死満塁で2点二塁打を放って今季21打点目をマークした時点で、佐藤孝夫の432打点を抜き、「佐藤」姓選手トップとなる通算433打点に到達。以降は、最多を更新し続ける独り旅に入り、この日までに459打点を積み重ねている。そして、代名詞ともいえる本塁打数でも、頂上をくっきりと視界に捉えている。こちらは目下リーグ2位の15本塁打で通算139本塁打としており、頂上で待つ佐藤孝夫の150本まで残り11本に迫っている。今季26号でトップタイ、そして27号で単独首位に君臨する。打撃主要3部門のうち、打率は引退まで変動し続けるため、キャリア途中で確定することはできない。ただ、打点と本塁打に関してはトップを確定させることが可能。そして、すでに打点は頂上に立ち、本塁打も残り11本とした。打者にとっての勲章といえる打点、本塁打でトップに立てば、その時点で「NPB史上最高の佐藤」と言っても過言ではないだろう。その襲名へ、カウントダウンに入っている。この日のヤクルト戦は降雨のため2日連続で今季9度目の中止となり、甲子園球場の室内練習場で精力的に汗を流した。目下14試合連続ノーアーチとやや停滞気味だが、「自分の中でちょっと修正して。(状態自体は)悪くはない。ホームランは運も必要なので。打てる日が来るように頑張っています」と微調整を終えた。“追い風”もある。今季は雨天中止明け6試合で打率・348、2本塁打、5打点をマーク。26日の広島戦は、本塁打に必要な要素である「運」にも恵まれているといえる。シーズンは残り76試合。「NPB史上最高の佐藤」襲名の日が早ければ早いほど、球団日本人選手では史上初となる3冠王の可能性が高まるのは、間違いない。≪1軍出場の「佐藤」は73人≫◯…これまでNPBに在籍し、1軍試合出場経験を持つ「佐藤」姓選手は、現役も含めて計73人(25日時点)いる。その中で最多打点は阪神・佐藤輝の459打点(同)で、最多本塁打は佐藤孝夫(国鉄)の150本塁打。他に主な野手には通算88本塁打、270打点のG・G・佐藤(佐藤隆彦=西武)、パンチ(佐藤和弘=オリックス)ら、主な投手には通算165勝を挙げた佐藤義則(阪急―オリックス)らがいる。◇佐藤 孝夫(さとう・たかお)1931年(昭6)8月10日生まれ、宮城県出身。幼少期を台湾で過ごし、終戦に伴い宮城県白石町(現白石市)に引き揚げる。白石から仙台鉄道局を経て52年に国鉄(現ヤクルト)に入団。同年に新人王。57年には22本塁打で本塁打王に輝いた。通算成績は1275試合、970安打、150本塁打、432打点、219盗塁、打率.238。63年の現役引退後はヤクルト、西武、阪神のコーチやスカウトを歴任。阪神1軍打撃コーチ時代の84年には急病の安藤統夫監督に代わって6月13日の試合途中から指揮。14、15日の2試合で2勝している。05年3月21日、73歳で死去。右投げ右打ち。