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広島・栗林良吏 26日ファームで実戦復帰 7月上旬の再昇格へ「呼ばれた時に勝てる状態で行きたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
右内転筋肉離れで離脱した広島・栗林良吏投手(29)が、26日、ファーム・リーグ交流戦のDeNA戦(横須賀)で約1カ月ぶりに実戦復帰する。先立つ20日にはシート打撃に登板し、準備は万端。順調に調整が進めば7月上旬には再昇格が見込まれ「(1軍に)呼ばれた時には、勝てる状態で行きたい」と意気込んだ。
失意に沈んだ5月23日の出場選手登録抹消から34日を経て、栗林が26日、ファーム・リーグ交流戦のDeNA戦で待望の実戦復帰を果たす。25日は大野練習場で調整した後、登板に備えて宿舎のある横浜市へ移動。意気込みを口にした。「ブルペン(投球)やシート打撃をやってきたので、イニングに関しては(長く)投げられると思う。チームを勝たせられるピッチングができたら」20日にはマツダスタジアムに隣接する屋内練習場でシート打撃登板をこなした。3イニングの想定で、3人に投げては2度のインターバルを挟み、最後は5人。秋山や堂林、末包に若手ら打者計11人に全球種を交えて約50球を投げ、実戦復帰に向けての手応えを得た。「真っすぐでファウルや見逃しがあり、感触は良かった。若手に変化球を投げたら、泳ぐ場面も多かった。ただ、真っすぐの球速はもっと上げたい」先を見越しての発言だった。当日計測した直球の最速は、今季の平均143・2キロと同じ143キロ。離脱前の防御率1・15を考えれば、問題ないように思えるが「もっと球速が出てこないと、変化球頼みになって苦しくなる」と受け止め、今後の課題に位置づけた。岡本の投球に刺激を受ける。同じタイミングでリリーフから先発に転向し、床田や森下ら実績組に負けじと、ローテーションの座を一緒に争ってきた後輩。チームトップの6勝を挙げる活躍に目を細め、闘志を燃やす。「うれしいし、刺激にもなる。離脱する前にも、そういう会話をした。監督のコメントを見ても信頼されていると感じるし、いまは先を越されて追う立場なんで、負けないようにやりたい」後輩から手本にされている以上、負けてはいられない。離脱前は9回1安打完封勝利を2度飾るなど4勝(2敗)を挙げ、セ界の打者を圧倒してきた。順調に調整が進めば7月上旬にも再昇格が見込まれ、獅子奮迅の投球が再度期待される。「1軍の試合は、ほぼほぼ見ている。自分もそこに食い込みたいし、呼ばれた時は勝てる状態でいたい。チームの勝ちにつながる投球をしないといけないと思っているので」チームの逆襲に不可欠な右腕。戦列復帰、復活の時を待とう。 (江尾 卓也)○…栗林は先発した5月22日の中日戦(バンテリンドーム)の初回に2点を失い、なおも2死一、二塁の場面で右内転筋に違和感を訴えた。ベンチに下がって治療し、再びマウンドに上がるも続投を断念。打者6人に17球を投げたところで降板した。翌23日に広島市内の病院を受診。精密検査で「右内転筋の肉離れ」が判明し、戦線離脱を余儀なくされていた。