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阪神・森下翔太 球界屈指の勝負強さでお得意竜から今季2本目サヨナラ弾 年間38発ペースだ - スポニチ Sponichi Annex 野球
球界屈指の勝負強さだ!阪神・森下翔太外野手(25)が30日、中日戦(甲子園)で延長10回に今季2本目のサヨナラ弾となる19号ソロを放った。6回にも同点の18号ソロをマークし、今季の中日戦は12戦全てで安打を記録。同カード10勝2敗と圧倒するチームの立役者になっている。今季4度目の延長戦を同2度目のサヨナラ勝利で制したチームは、ヤクルトと同率首位に並んだ。
ファンの期待に応えるのが森下だ。天性のスター性と球界屈指の勝負強さで何度もチームを救ってきた。「決めてやるという思いだけで立っていた」。中日戦は“2戦連続”の劇弾。チームに今季2度目のサヨナラ勝利を呼び込んだ。「いい形で入ってくれたので良かった」2―2で迎えた延長10回1死からの5打席目だった。1ストライクからの2球目。17戦連続無失点中だった守護神・松山のフォークを完璧に捉えた一撃は左翼席へ飛び込む19号のサヨナラ弾。5月30日ロッテ戦以来となる今季2度目の1試合2発だ。6回1死からも痛烈な一発を放った。カウント3―1からの5球目。先発・マラーが投じた甘いカットボールを左翼ポール際へ運んだ。マラーに対して6打席目で記録した初安打はリーグ独走の18号同点ソロ。今季は中日戦全12試合で安打をマークするなど同一リーグ最高の打率・383、7本塁打、12打点を誇る。猛虎に君臨する竜キラーが健在ぶりを証明した。「自分の中では甲子園で獲るホームラン王は他球場で獲るところとは意味合いは違う。ホーム球場で打つのは意識はしているというか、価値は高い」シーズン前に本塁打を「最低30本」に設定した。打者泣かせの広い甲子園を本拠地としながら、周囲からたとえ無謀な数字と言われても「毎日の微調整がうまくいけばいけると思う」と高みだけを目指している。70試合消化時点での19本塁打は年換算で38本ペース。その数字も超えていくかもしれない。8回の4打席目にはリーグ最多となる10個目の死球を食らい、入団から4年連続で2桁死球に到達した。「体に当たると、そこから10打席とかヒットが出なくなることが多い」。“死球の弊害”を日々実感。それでも脳裏に残る残像を消した放物線を描き、また一つ壁を越えた。今季の勝利打点を9へ伸ばし、通算の勝利打点は「49」。入団4年目までの数字では歴代最多の中西太、原辰徳と並んだ。球史に名を刻む勝負強さでチームも同率首位に浮上。「甲子園で打つホームランが一番、気持ちいい。これからもたくさん打ちたい」。この男は、立ち止まることを知らない。(石崎 祥平)≪2リーグ制以降4年目までの勝利打点 中西太、原辰徳に並ぶ最多49度目≫○…森下(神)が延長10回にサヨナラ本塁打。サヨナラ弾は今季5月20日の中日戦で放って以来、通算2本目。球団でシーズン2本は13年マートン以来、日本人選手では05年鳥谷敬以来、21年ぶり。○…勝利打点はプロ1年目の23年から8→12→20→9で通算49度目となった。2リーグ制以降に入団した選手がプロ4年目までにマークした回数としては、中西太(西鉄=52~55年)、原辰徳(巨=81~84年)に並んで最多となった。≪プロ野球3人目の新人から4年連続2桁死球≫○…森下(神)が8回に今季10個目の死球。新人の23年から11→12→12→10と4年連続の2桁死球は、清原和博(86年西武入団=11→10→15→16→15)、村田修一(03年横浜入団=12→11→11→13→15)が新人から5年連続で受けたのに続きプロ野球3人目。