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広島・坂倉将吾 7月反攻へ“ノーモア失速”の誓い 自身も極度の不振に陥った昨年はチームもわずか4勝 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・坂倉将吾捕手(28)が、2日のDeNA戦(横浜)を前に「ノーモア失速」を誓った。ここまで打率・272(規定打席到達者)、8本塁打、40打点と、主要部門でチーム3冠の数字を誇る主砲。昨季は7月が低調(打率・182)で、チームも4勝16敗3分けと大失速した。同じ轍(てつ)は踏まないためにも、“献身の心”を持ってチームを反攻に導く活躍を期した。
レギュラーシーズンも折り返し地点。7月戦線での反攻に向け、打線をけん引する坂倉が、覚悟を示した。「ずっと(状態が)いいわけではない。悪い時、うまくいかない時にどうするかが一番大事。自分で何ができるか考えてやりたい」目下、チームトップの打率・272、8本塁打、40打点を記録するコイの4番は、現状を冷静に捉えている。それは昨季の苦い記憶があるからだ。昨年7月は出場21試合で打率・182、1本塁打、3打点と極度の不振に陥った。その低調に比例するかのように、チームも月間4勝16敗3分けと大失速。6月終了時には2つあった貯金を吐き出し、一気に2桁の借金を抱えて2位から5位まで転落した。坂倉は「技術的にも個人的にも(修正)できる状態じゃなかった」と当時を振り返る。同じ轍(てつ)を踏まないためにも、“献身の心”を持って役割を全うする構えだ。「(状態が)ダメな時にどうするか。四球を取ったり、(走者を)一つ先の塁に進めたりすることも大事になる。自分が打てないからどうではなく、できることをやることが一番大事」4番という立場上、好機で打席が回ってくることが多いが、すべてで安打を打てるわけではない。ただ、たとえ打てなくとも、チームの得点の確率を上げる役割はできる。それを象徴するかのように今季は四球数が増加。昨季43四球が、すでにチーム69試合で30を数える。シーズン換算すると62四球ペースだ。加えて3盗塁も記録。リーグ2位の得点圏打率・368のポイントゲッターでありつつ、出塁、機動力でもチームへの貢献を期す。これこそが“献身”だ。「切り替えという意味でも、一喜一憂しない。去年よりは、圧倒的に数字はいいのかなと思いますけど、まだ全然伸ばせるところはある」2日の舞台となる横浜では今季5試合で打率・400(20打数8安打)、2本塁打、8打点。相性も味方につけ、7月好発進を切る。(長谷川 凡記)▽広島25年7月の大失速VTR月間成績は4勝16敗3分け、勝率.200と大きく低迷した。7月の16敗は球団ワースト記録を更新する屈辱的な結果となり、6月末時点で2位につけていたリーグ順位も5位まで急降下。首位・阪神とのゲーム差は15.5まで拡大した。この期間中、チームは2度の7連敗を記録。森下、大瀬良、床田ら先発陣は粘り強く奮闘したが、打線が月間打率.221と沈黙。投手陣の力投に打撃陣が応えられない苦しい展開が続き、反撃の糸口を見いだせぬまま1カ月を終えた。