サンスポ
DeNA・牧秀悟、今季初2打席連発 今季両リーグ最長5時間21分お疲れドローも7月反攻へ光明「チームの追い風になる一打になってよかった」
三回、7号ソロを放った牧はエンカーナシオンの祝福を受けた(撮影・荒木孝雄)DeNAは2日、広島13回戦(横浜)に延長十二回の末、3-3で引き分けた。牧秀悟内野手(28)が三回に7号ソロ、五回に8号ソロと今季初の2打席連続本塁打を放ったが、逃げ切りに失敗。それでも、ベンチに残った選手は一人という総力戦で粘りを見せた。延長戦に突入して鳴り物の応援が終わると、横浜スタジアムにはファンの声援だけが響いた。DeNAのベンチに残った選手は、投手の若松ただ一人。今季両リーグ最長となる5時間21分に及んだ総力戦で引き分け、相川監督は「勝ち切らないといけないゲームだったけど、何とか同点で止めて粘りながら試合ができた」と息をついた。五回 DeNA・牧秀悟が二打席連続の左越え本塁打を放つ=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)見せ場をつくったのは牧だ。三回にバックスクリーン左に運ぶチームトップの7号ソロ。推定飛距離132メートルの一発で勢いづくと、五回には今季初の2打席連発となる8号ソロを放った。今度は低い弾道で左翼席に突き刺し「チームの追い風になる一打になってよかった」とうなずいた。リーグ5位と苦しむチームは、6月に4勝15敗と大きく負け越した。強みの打線は本来の力を発揮できておらず、試合前時点で12球団最少の41本塁打。この日から打開策として、打撃担当の鈴木コーチが2軍から1軍に役職変更され、さっそくベンチに入った。新外国人のエンカーナシオン(前ジャイアンツ)も1軍に昇格し、「3番・右翼」で初出場した。米大リーグ通算10本塁打の右打者は、七回の第4打席で三遊間を破り、初安打をマーク。2軍で実戦感覚を養い「日本の野球に慣れてきて、理想の状態に戻ってきている」と手応えを示しており、期待を抱かせた。牧は4月に肉離れを負った右太もも裏の状態に不安を抱えながら、ケアを徹底してプレーを続けている。エンカーナシオンは試合のない月曜日にも球団施設に姿を見せて打ち込んできた。相川監督は「最後までファンの皆さんが、たくさんの声援をくれた」と感謝した。それぞれが自分の役目に徹し、7月はその声に応えたいところだ。(鈴木智紘)一球速報へプロ野球日程へ