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中日・大野雄大 完璧内容の102球…さすがGキラー!今季対戦防御率は異次元の0・29に - スポニチ Sponichi Annex 野球
「YG」マークを見ると燃える。そして勝つ。中日・大野が再びキラーぶりを発揮して、5月16日以来の今季6勝目を手にした。
「真っすぐが走っていたので、自信を持って投げられたし、投球も組み立てられた」中12日で蓄積したパワーがボールに勢いを生む。初回無死二塁のピンチは、松本、泉口をいずれもストレートで三振。2回以降も力で押す投球が快音を許さない。8回を投げて被安打2、無失点。完璧な内容の102球だった。バンテリンドームの巨人戦で見せるパフォーマンスは、圧巻というしかない。今季初登板(4月2日)では、1失点完投勝利でチームの開幕連敗を5でストップ。同学年の田中将と投げ合った5月9日は、7回無失点と快投を演じた。唯一、黒星が付いた東京ドームのマウンドも(6月20日)7回1失点。ホームの巨人戦連勝を自己最長の5に伸ばし、今季の対戦防御率は異次元の0・29をマークする。「とりあえずゲームをつくることしか考えていない。巨人戦に強い?まあ、しっかりミーティングをして(試合に)臨めているからだと思います」ベテランは秘訣(ひけつ)を多く語らない。これで巨人戦24勝目。川上憲伸と並んで、球団歴代6位に躍り出た。この日は、親交のあるロックバンド「サカナクション」の山口一郎が考案した「ブラックドアラ」がデビュー。白星で華を添えた左腕は「ブラックなんで、メチャクチャした方が面白い」と助言?まで送った。円熟の37歳。存在感が頼もしすぎる。 (堀田 和昭)○…大野(中)が巨人戦通算24勝目。左腕では金田正一(国鉄)の65勝を筆頭に、並んでいた山本和行(神)を抜いて単独8位となった。右腕を含めた中日投手では(1)山本昌43勝(2)杉下茂38勝(3)星野仙一35勝(4)小松辰雄26勝(5)今中慎二25勝に次ぎ、川上憲伸と並んで6位。また、今季が38歳シーズンの大野はここまでの防御率が1.89。防御率2点未満の最年長記録は44年若林忠志(阪神=1.56)の36歳シーズンとなっているが、更新することはできるか。