スポニチ
ドジャース・山本由伸 2年連続球宴選出御礼 7回無失点で9勝目!自己最多タイ10K - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースの山本由伸投手(27)が4日(日本時間5日)、パドレス戦に先発し、7回3安打無失点、自己最多タイの10奪三振で9勝目を挙げた。試合前にオールスター戦(14日=同15日、フィラデルフィア)の全メンバーが発表され、2年連続でMLBの推薦で選出が決定。期待に応える快投でチームの3連勝に貢献した。
山本は落ち着いていた。2―0の7回2死一塁。2ボール2ストライクからの5球目を投げる直前にピッチクロック違反を取られ、フルカウントとなったが、続く100球目に91・8マイル(約148キロ)の高速スプリットを外角低めに投げきった。自己最多タイの10個目の三振を空振りで奪い、息をついた。「ちょっと(マウンドを)外すのが遅くなって(時間を)超えてしまったけど、調子も良かったし、スプリットも操れていたので自信を持って投げた」7月4日は米国の独立記念日で建国250年を記念し、帽子や背番号に星条旗がデザインされた特別ユニホームで臨んだ。初回に先頭のタティスに左前打を浴びたが、1死から主砲マチャドをスプリットで空振り三振に仕留めて後続を断つと、勢いに乗った。4回2死一塁では粘るボガーツを、目線の高さからストライクゾーンへ大きく落とす7球目のカーブで見逃し三振。「納得のいくフォームで力を込めて投げられた。少し甘くなってもファウルになったり、打ち取れたりしていた」。スプリット34球は今季2番目に多く、緩急自在に7回を無失点でまとめた。2年連続で球宴に選出されたことには「心から凄く光栄に思う。去年初めて参加させていただいて、そこにいられるうれしさを感じた。今年も選んでいただいて凄くうれしく思う」。初選出だった昨夏の球宴は登板間隔が合わず、ベンチで雰囲気を味わった。前半戦最後の登板は10日(日本時間11日)以降のダイヤモンドバックス戦とみられ、14日(同15日)の球宴登板は今年も微妙な状況。山本は「日程がよければ投げたい」と語った直後に「けど、ちょっと怪しい日程が見えてます」と悔しそうに笑った。2年連続でナ・リーグの指揮を執るデーブ・ロバーツ監督は「長いイニングを投げ、まさにオールスターの投球だった」と絶賛した。山本は熱気に包まれた本拠地で投じた100球に、感謝の思いを込めた。(柳原 直之)【由伸に聞く】――立ち上がりを振り返り。「初回から安打を2本打たれてピンチになったが、一人ずつ抑えていくというのは変わらない。心境としてはいつも通り投げられた」――イニングの最後全て三振。「そこは心がけているとかは全くない。一人ずつ同じ」――好投の要因は?「直球も変化球も凄く強いボールが投げられていたと思う」――パドレスと2週連続の対戦。「今シーズン3試合目(の対決)で今回は2週連続。配球の面はいろいろな想定をしたり、深読みしすぎないようにしたり、みんなで話し合いながら投げていった」