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巨人・笹原 409日ぶり安打が待望のプロ1号!育成ドラフト出身初プロ1号が1―0決勝弾 - スポニチ Sponichi Annex 野球
巨人の笹原操希(みさき)外野手(22)が5日、中日戦で殊勲のプロ初本塁打を放って同一カード3連敗を阻止した。「7番・右翼」で今季2度目の先発出場し、2回に値千金の右越えソロ。育成ドラフト出身では史上初めてプロ1号を1―0決勝弾で飾った。昨年4月に一度は支配下選手へ昇格しながらオフに再び育成契約。2年連続“昇格”に応え、同率首位堅守に貢献した。
笹原は心の中で叫びながら走り出した。「越えてくれ」。2回2死の第1打席、金丸の150キロ直球を振り抜いた。白球は逆方向の右翼席へ伸び、ホームランウイングへ。歓声をうれしそうに浴びながらダイヤモンドを一周した。409日ぶりの通算3安打目が待望のプロ1号。殊勲の決勝弾になった。「今日の試合、自分自身懸けてたものがあるので、めちゃくちゃうれしい」21年育成ドラフト4位で巨人入りし、昨年4月14日に支配下選手登録された。打率・100に終わってオフに自由契約を通達。再び育成契約に戻った。早期の支配下復帰を目指しても、今春キャンプは3軍スタート。開幕後も3軍での生活が続き、2軍に合流できたのは5月中旬だった。「何のために野球やってるんやろ」。弱気をはねのけ、「必ず誰かは見てくれている」と奮い立たせた。同世代の活躍も刺激になった。同じ育成だった平山が4月、一足先に支配下昇格をつかんだ。故障離脱前の5月下旬には打順1番に定着しつつあった姿に発奮。ライバルの成績を見ることは正直嫌でも、結果を知るたびに悔しさを押し殺してバットを振った。(「終わる」覚悟で/) 6月25日の支配下復帰から今季2度目の先発出場。前日の敗戦後には橋上監督代行が次カードから野手の入れ替えを示唆し「燃えるというか、マジで打たんかったら終わる」と覚悟した。プロ初打点に初マルチ安打。背水で存在感を示した。昨季、支配下登録された際はオフの日もジャイアンツ球場の観客席で一人、3軍戦を観戦した。「ここでやっていた気持ちを忘れちゃダメ。当たり前じゃない」。同一カード3連敗を阻止し、首位の座も守った。昨季昇格時は背番号69。今回は95番になった。もう3桁に戻るつもりはない。(村井 樹)≪巨人でプロ初本塁打が1―0決勝弾は4人目≫笹原(巨)のプロ1号で1―0勝利。巨人でプロ初本塁打が1―0決勝弾は57年9月1日中日戦の堀内庄、88年5月28日広島戦の勝呂博憲、昨年6月29日DeNA戦の中山に次ぎ4人目だ。また、球界全体で育成ドラフト出身者の初本塁打が1―0決勝弾となったのは笹原が初めて。◇笹原操希(ささはら・みさき)2004年(平16)2月9日生まれ、長野市出身の22歳。1メートル80、86キロ。右投げ右打ち。☆球歴 4歳上の兄の影響で小1から野球を始め、小6は長野南リトルで全国3位。裾花中では長野南シニア。上田西(長野)では1年春からベンチ入りし、高校通算33本塁打。1学年上に高寺(阪神)、2学年下が横山聖(オリックス)。21年育成ドラフト4位で巨人入り。☆憧れ 長野久義(現編成本部参与)が憧れの存在。人間性含めて尊敬し「小さい頃からずっと見ていた」。登場曲も同じP!NKの「Blow Me (One Last Kiss)」。打撃用手袋をもらったことも。☆好きなキャラ 「おぱんちゅうさぎ」。昨季までヘルメットのつばの裏にシール。