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ソフトバンク・近藤健介 ミスター3ランだ!2発で6打点荒稼ぎ 同僚・栗原抜いてトップに - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が5日、ロッテ戦で3ラン2発を放ち、勝利に貢献した。初回に右翼ポール際に先制の19号、5回にも右翼席に20号を運び、本塁打王のタイトルを初めて獲得した23年以来3年ぶりに20本塁打の大台に乗せた。1試合2本塁打は今季3度目。今季の打点を62まで伸ばして、同僚の栗原を抜いてリーグトップに躍り出た。チームは2カード連続の勝ち越しを決め、2位とのゲーム差を3に広げた。
先制3ランに、中押し3ラン。近藤が今季3度目の1試合2本塁打だ。6打点を荒稼ぎし、62打点で12球団トップに躍り出た。「最高の形と最低限の仕事を頭に入れてチャンスにいい形をつくることができて良かった」と振り返ったのは初回無死一、二塁で放った先制の19号3ラン。四球、死球と不安定だった小島の失投を逃さなかった。初球を完璧に仕留めて右翼席へ。スタンドインを確信し、ゆっくりと歩き出した。実は前日まで3試合無安打だった。「感じは悪くなかった。まあタイミングですかね」と修正力の高さを見せた。3―2の5回1死二、三塁ではフルカウントから八木のフォークを右翼席へ。6月20日の日本ハム戦以来の1試合2発で、その時も3ラン2本だった。これで初の本塁打王に輝いた23年以来3年ぶり2度目の20本塁打の大台に乗せた。62打点はこれまでトップを走っていた栗原を逆転して3差をつけた。「栗原が凄く意識しているので、負けないように頑張りたい」。後輩をライバル視するが思いやりもある。前日4日は栗原の30歳の誕生日で豪華プレゼントを贈った。近藤は「クリに聞いてください」と詳細を明かさなかったが、栗原は「ヒントは本当に人間的に素晴らしい方と感じた物」と感謝しっぱなしだった。2人の切磋琢磨(せっさたくま)が、チームの原動力になっている。小久保監督も現役時代に松中信彦(現中日打撃コーチ)らとタイトル争いした。指揮官は「(意識は)めちゃくちゃある。恥ずかしい話だけど、信彦とホームラン王争いしている時(松中が)打った瞬間“いくな”とか言っていましたからね。そのぐらいライバル心はメラメラ。今の選手には聞かせられないけど」と高いレベルでの争いを歓迎しながら語った。近藤は「ホームランバッターではないけど、試合に勝つ1本を」と謙虚に語り、栗原については「引っ張っている打球が、いい本塁打になるところが違うところ」と進化を称えた。チーム内の争いを楽しむ余裕すら感じさせた。(井上 満夫)<3ラン5発は両リーグ最多>○…近藤(ソ)が2本の3ランで23年の26本塁打以来キャリア2度目のシーズン20号到達。今季の本塁打を打点別に分けるとソロ7本、2ラン8本、3ラン5本と有走者での一発が多く、特に3ランはダルベック(巨)、細川(中)の各3本を上回る両リーグ最多だ。なお、通算127本の打点別内訳はソロ60本、2ラン48本、3ラン17本、満塁2本となっている。