サンスポ
ソフトバンク・小久保裕紀監督「勝ち切ることが大事」今季最多の貯金18
選手を出迎えるソフトバンク・小久保裕紀監督=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)(パ・リーグ、オリックス3-6ソフトバンク、11回戦、オリックス6勝5敗、7日、京セラ)一発浴びれば、逆転サヨナラ負けとなる九回2死満塁、太田椋の打球は中堅左に伸びた。オリックスファンの大歓声はすぐに悲鳴へと変わる。快足周東が素早く落下地点に入り、悠々とキャッチ。点差を広げたはずが、なぜか薄氷を踏む勝利となったソフトバンク・小久保裕紀監督(54)は試合後、投手心理に触れた。追加点が欲しい3-2の七回、柳田の代打3ランが飛び出した。点差は6-2に広がったが、投手の心持ちが難しくなった。「(柳田の3ランは)大きかったですね。でも、1点差で準備していたピッチャーがあそこで3ランが出るとホッとするわけじゃないだろうけど、難しくなりますよね」八回に松本裕が1点を失い、九回は杉山が一発逆転のピンチを招いた。リードが広がったことで、勝ちパターンが弛緩してしまうこともある。野球の難しさのひとつだろう。だが、逆転までは許さない。「勝ち切ることが大事」と胸を張り「周東に救われました」と試合を終わらせた男をほめたたえた。難敵も打ち崩した。今季3度の対戦で1点しか奪えず、苦手にしていたオリックス先発ジェリーを攻略した。長谷川打撃コーチがミーティングで対策を指示した。「内容は言えないが、それを選手に徹底させたことがよかった」2回0/3で59球を投げさせてKOに追い込んだ。7月は5勝1敗。連勝で貯金を今季最多の18とした。優勝に向かって死角をひとつずつ消し去っていく。(大澤謙一郎)一球速報へプロ野球日程へ