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ソフトバンク・柳田悠岐 16年目で初の代打弾「記憶にないので。うれしい」 3年ぶり2ケタ10号 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)は七夕の7日、オリックス戦で3―2の7回、プロ16年目で「初代打弾」となるダメ押しの10号3ランを放った。2023年以来3年ぶりの2桁到達だ。チームは貯金を今季最多更新の18とした。
捉えた打球が快音とともに高く舞い上がる。確信の柳田は右手を高々と突き上げた。「少し詰まりましたけど、しっかりと振り切ることができました。グッスイン!」と“ギータ節”でいいスイングと振り返った。3―2の7回、2死二、三塁。代打での登場に敵地も沸いた。カウント3ボール1ストライクからの権田のカットボールを右中間スタンド中段にまで運ぶ132メートル弾だ。3年ぶりに2桁到達となる10号3ランは、通算278本目で初の代打ホームランだった。「記憶にないので。うれしいです」。代打の安打自体もレギュラー定着前の13年8月21日オリックス戦(ヤフオクドーム)以来13年ぶり。それだけ不動の存在だった裏返しでもある。プロ16年目の今季、代打起用は6度目だった。「(代打は)1打席しかチャンスがない。なかなか1打席で結果というのは難しいと思いますけど、勝てたのでうれしい」。試行錯誤をしたであろう中で結果へ結びつけてみせた。送り出した小久保監督も「大きかったですね」と称えた。6月は18試合で1本塁打と当たりが止まっていたものの、チーム最年長の長距離砲は健在だ。7月に入ってからは早くも2本目となった。3日に1学年下の中村晃が今季限りの引退を発表した。ともに主力としてチームを長年支え、濃い時間を過ごした戦友だった。労をねぎらうとともに「ここから晃が状態を上げて1軍で試合に出ることもあると思いますし、かみしめてお互いやりたい」と口にしていた背番号9。今年10月には38歳になる自分自身へも「結果、出てないので。これから上げていけたらいいなと思います」と誓った。2位・西武とのゲーム差は3のままだが、貯金は今季最多を更新する18まで伸ばし、首位固めは着実に進む。ペナントレースが勝負どころへと向かっていく中、新たな役割の一つにも適応した柳田はより一層、頼もしい存在となっていきそうだ。(木下 大一)