スポニチ
アストロズ指揮官 今井達也への変わらぬ信頼&期待感「後半戦はチームが頼れる存在になることを期待」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
アストロズの今井達也投手(28)が7日(日本時間8日)、敵地でのナショナルズ戦に先発。3回2/3を4安打2失点で降板し、今季6勝目はならなかった。チームは逆転で勝利を収めた。ジョー・エスパダ監督(50)は今井の前半戦を振り返り、後半戦に向けての期待値の高さを口にした。
今井はわずか2球で先制点を失った。初回、先頭のウッドに投じた2球目のスライダーを捉えられ、右越えに先制弾を許した。419フィート(約127.7メートル)の弾道に一瞬、打球方向を確認すると本塁方向に向き直り、肩を落としてうつむいた。失点後、思いがけないアクシデントに襲われた。安打と四球で2死一、二塁の場面を招くと、今井は右手の指を気にする素振りを見せた。ズボンには血が付いており、薬指から流血が見られたため、マウンド上で応急処置。処置後、6番・ライルはスライダーで空振り三振。この回を最少失点で終えたが、今後の投球に不安を残すアクシデントだった。2回は3者凡退。だが、1―1の3回に1死二、三塁からエイブラムズに勝ち越しの中犠飛を許すと、味方が逆転した直後の4回にまたしてもピンチを迎える。2死から安打、四球で一、二塁とした時点で交代を告げられた。初回から球数がかさみ、84球を要した。今井にとっての前半戦最終登板。エスパダ監督は「『適応の前半戦』と言っていいと思う」と振り返った。「日本からアメリカへ来れば、浮き沈みがあることは最初から分かっていたし、それもプロセスの一部だ。このリーグに順応しようとしている最中で、彼自身も成長し、周囲の人たちの力も借りながら適応を進めている」と話し「特にここ数週間は成長が見えてきた。後半戦はチームが頼れる存在になってくれることを期待している」と言葉をかみしめた。後半戦にさらなる成長を示すための条件を「毎日の積み重ねだと思う」と挙げた指揮官。「これからも適応を続けていかなければならない。彼自身もどの球種が自分に合っているのか、このリーグの打者たちが自分についてどんな情報を集めているのかを、かなり理解できるようになってきた。だから今はその情報に対してさらに調整していく段階だ」と言う。「引き続きストライクゾーンを攻め、積極的な投球を続けることが大切だ。相手打者も簡単には引かないから、彼も前に進み続けなければならない。そして彼が本来の投球ができれば、本当に素晴らしい投手になれる」と信頼感を示した。