サンスポ
阪神・才木浩人、巨人戦10連勝で金田正一、星野仙一らに並ぶ「毎回、ピンチ背負っていたので、すいませんでしたー」
二回、巨人・ティマから空振り三振を奪う阪神・才木浩人=東京ドーム(撮影・福島範和)(セ・リーグ、巨人1-4阪神、13回戦、阪神8勝5敗、8日、東京D)巨人を走らせるわけにはいかない-。虎の誇るGキラー、阪神・才木浩人投手(27)が立ちはだかった。7回5安打無失点で、約1カ月半ぶりとなる6勝目。2024年7月30日(東京ドーム)から巨人戦10連勝だ。金田正一(国鉄)、星野仙一(中日)ら、かつて打倒Gに執念を燃やした偉大なレジェンドに並んだ。「たまたまです。別になんとも思っていないですけど。勝てているっていうのはいいことだと思うんで。他のチームにも連勝ができるようにはやっていきたい」再三、得点圏に走者を許したが、マウンドでは落ち着いていた。森下の先制弾が飛び出した直後の一回、2四球で2死一、二塁のピンチを無失点に。「ちょっと緊張感もあって…」。四、五回、さらに七回も二塁打を浴びたが、ここからギアチェンジ。「きょうは(直球が)捉えられていない感じだったので、ピンチのときは、しっかり押しながら(投げた)」と相手打者や状況に応じた対応ができた、と自画自賛した。五回を投げ終えて阪神・大山悠輔とタッチする阪神・才木浩人=東京ドーム(撮影・中井誠)勝利インタビューでは「毎回、ピンチ背負っていたので。すいませんでしたー」。いつもの才木節を披露し、関東の虎党を笑わせたが、過去の巨人戦で印象に残った試合は-という質問に「プロ初勝利を挙げた試合ですね」。高卒2年目の2018年5月27日。6回2安打無失点で、甲子園の虎党から拍手喝采を浴びたシーンを頭に浮かべた。その映像を見ることは-と突っ込まれると「初勝利はさすがに見ないですね。さすがに昔すぎる」。それから8年。右肘の手術などで足踏みもしたが、いまや巨人からもっとも嫌がられる存在となった。前日の首位攻防戦第1ラウンドで、開幕から10連勝中だった高橋が初黒星。嫌なムードをひきずりかねない試合で、気迫の投球をみせた。「きょうは絶対勝ちたいなという気持ちがあった」負ければ2ゲーム差だったが、才木が再び首位タイに押し上げた。24日からの球宴前最後のカードで再び巨人と相まみえる。権藤博(中日)が持つプロ野球記録の巨人戦11連勝に挑む。(三木建次)■データBOX阪神・才木が今季6勝目。巨人戦は2024年7月30日(甲子園)から10連勝となった。巨人戦10連勝以上した投手は、1957-58年の国鉄・金田正一の10連勝、62-63年の中日・権藤博の11連勝、71-73年の中日・星野仙一の10連勝、95-97年の広島・山内泰幸の10連勝に次いで29年ぶり5人目。一球速報へプロ野球日程へ