サンスポ
DeNA・筒香嘉智が逆転V弾 7月反攻へ負けなし5連勝 3位ヤクルトに11ゲーム差から急追5.5差
お立ち台でポーズをとるDeNAの(左から)東克樹、松尾汐恩、筒香嘉智=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)DeNAは8日、中日13回戦(横浜)に4-3で競り勝ち、5連勝を飾った。主将の筒香嘉智内野手(34)が、決勝の右越え5号2ランを含む2安打3打点。子供たちが集うイベントが行われた試合で勝利の立役者となった。7月は出場5試合で打率4割超えと状態を上げており、4勝15敗と苦戦した6月から反攻を見せるチームを導く。試合後にできた歓喜の輪に広がるナインの明るい表情が、DeNAの好転ぶりを物語った。4勝15敗と苦戦した6月から一転、7月は引き分けから始まり無傷の5連勝。上昇気流を描くチームの中心にいる筒香は「ベイスターズらしさがやっと出てきた」と戦いぶりに胸を張った。筒香嘉智が五回に逆転2ランを放つ(撮影・荒木孝雄)自身の状態も上向きだ。三回2死一、三塁で中前に先制打を運ぶと、1点を追う五回1死一塁では逆転の5号2ラン。甘く入った初球のカットボールを逃さず、低い弾道で右翼席に突き刺した。「僕は体から(感覚が)ずれていくことが多い。少し良くない期間が長かったけど、やっとそれから抜けてきた」と手応えを口にした。7月は17打数7安打で打率・412。うち長打は2本塁打を含む4本と当たっている。故障もあった序盤戦は苦しんだが、ここにきて「体の感覚が整って結果が比例し出した」とうなずく。ベンチスタートの日は外野を横断して打球を捕るアメリカンノックを試合前練習で行うなど、体に刺激を入れながら細やかな感性を高めてきた。7日からの中日3連戦は「野球未来創造SERIES」として行われ、子供たちがチームに関わる仕事を体験している。筒香がイベントに際し、子供向けに発信したメッセージは「意味不明な勇気を」。失敗を恐れて挑戦をためらうのではなく、臆せず行動を起こす-。そんな意味が込められており「飛び込む前と飛び込んだ後で違う景色が見える。大人になっても僕自身いまだにある」と熱っぽく語った。チームは4位。3位ヤクルトとのゲーム差は、6月30日時点の11から約1週間で5.5まで縮まった。相川監督が「守備と攻撃がかみ合った試合ができている。そういう試合をしていかなくちゃいけない」と気を引き締めれば、筒香は「チームというのは生身のもの。イレギュラーも起きる。それに対応できるチームになっていければ」と呼応した。変化を恐れず、勇気を持って戦う。(鈴木智紘)一球速報へプロ野球日程へ