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横浜創学館・稲嶺啓、八回途中4失点で力尽く 「本当に申し訳ない気持ち」 DeNAスカウトの父・茂夫さんも観戦/神奈川大会
2番手で登板した横浜創学館・稲嶺啓=サーティーフォー保土ケ谷(撮影・織原祥平)第108回全国高校野球選手権神奈川大会(10日、横浜創学館4―5×平塚学園=延長十三回、サーティーフォー保土ケ谷)第1シードの横浜創学館は初戦となった2回戦で延長の末、競り負けた。六回から2番手で登板した稲嶺啓投手(3年)は7回1/3を投げて4失点(自責1)だった。力投する右腕に試練が襲った。延長の十三回1死二、三塁で左翼への2点打を浴び、同点に追いつかれた。ここでバッテリーはタイムを要求。最高気温30度という暑さもあり、疲労が稲嶺をむしばんでいた。足をつったため、水分補給などを行い時間を取って再びマウンドに戻ったが、続く打者は二塁手の野選となり、交代が告げられた。99球を投げたエースは「前の(十二)回から違和感があったんですけど、投げなきゃいけなかったので。自分のせいで同点においつかれていいバトンをつなげなくて…。本当に申し訳ない気持ち」と涙ながらに語った。父でDeNAのアマスカウトを務める稲嶺茂夫さん(47)も一塁側の応援席で息子の勇姿を見守った。「特にこの1年は目の色を変えて野球に取り組んでいた。チームに貢献できるように頑張ってほしい」と祈るように見つめていたが、愛息の高校最後の夏はサヨナラ負けという悔しい形で幕を閉じた。高校野球地方大会日程へ