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【甘口辛口】坂本勇人96票、近本光司78票!プロ眼力問われる球宴選手間投票…〝重き一票〟どこへ?
28日にオールスター第1戦が行われる東京ドーム■7月12日「同じ立場の選手から認めてもらえるのは、すごくうれしい」「プロの人たちから選ばれるのは…」。プロ野球の球宴で選手間投票による出場が決まったプレーヤーの典型的な反応だ。プロがプロを評価する-ファン投票とは、ひと味違う重みを選ばれる当事者は感じている。今季の「マイナビオールスターゲーム2026」(28日・東京D、29日・富山)でも実施され、セ・リーグ投手部門最多は阪神・高橋遥人だった。開幕10連勝でもファン投票で選出されなかった左腕の過小評価を専門家の目で〝修正〟した。ブレを正す役割もあるシステムに、今回もまた理解に苦しむ結果が散見していた。セの三塁手部門トップは449票の阪神・佐藤輝明で、2位は96票を集めた巨人・坂本勇人だった。確かに申し分のない実績を残しているが、ベンチスタートの多いベテランに何を期待するのか。もっと驚いたのが、リハビリ中ながら、セの外野手部門7位に入った阪神・近本光司。78人のプロ野球選手が宴にふさわしいと判断していた。2008年から始まった選手間投票。参加者は12球団の支配下選手全員で自チームへの投票も可だ。4月26日の広島戦(甲子園)での死球で左手首を骨折し、長期離脱を余儀なくされた近本については投票期間中、復帰時期すら不透明だった。1軍が見えない選手に投票した理由を聞いてみたい。常識の範囲を超えた大量投票行為が問題視されたことは何度もあった。一方で選手間投票は歴史が浅く、批判の対象にならない。プロの心眼能力が問われ、本来なら、ファン投票よりも〝重き一票〟となるはず。選ぶ方が趣旨を理解し、責任を自覚しているのか。はなはだ疑問だ。(稲見誠)プロ野球日程へ