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阪神・近本光司「1軍の野球の面白さがあった」森下翔太の一打で骨折からの復帰戦サヨナラ生還! 森下も「戻ってきてチームの勢いも変わると思う」と先輩との快進撃確信
サヨナラ勝利し近本光司と喜ぶ阪神・森下翔太。歓喜のウオーターシャワーでずぶぬれだ=甲子園球場(撮影・松永渉平)(セ・リーグ、阪神2x-1ヤクルト、11回戦、阪神6勝5敗、11日、甲子園)ただいまのサヨナラ生還! 阪神は今季3度目のサヨナラ勝ちでヤクルトに2-1で競り勝ち、単独首位をキープした。1点リードの九回に同点とされたが、左手首骨折からこの日1軍復帰した近本光司外野手(31)が九回1死から復帰後初安打。その後の森下翔太外野手(25)の左前打に敵失が絡み、近本が劇的にサヨナラのホームを踏んだ。リードオフマンが戻った虎は、やはり強い!!帰ってきた背番号5が、歓喜のウオーターシャワーを全身で浴びた。左手首の骨折で離脱していた近本が、定位置の「1番・中堅」で76日ぶりに1軍復帰し、即サヨナラ生還。自らの復帰戦を勝利で飾った。「勝つことができてよかったです。今日、甲子園のグラウンドに立つことができて、いろいろな思いもあって、感慨深いものもある。2カ月半、離れている間にチームが戦っていたので、また僕もその役割にしっかり貢献できるように」九回に追い付かれ1―1となった直後だった。高寺が盗塁死となり、1死走者なしで打席に立った近本が、復帰後初安打となる中前打で出塁。中野の四球で一、二塁となり、ここで誰より勝負強い男が打席に入った。虎のここまでの2度のサヨナラ勝ちは、ともに森下のサヨナラ弾。この場面も、期待通りに痛烈に三遊間を破った。近本は三塁でストップしかけたが、ここで左翼・山野辺が後逸-。打点はつかなかったがお立ち台に招かれた森下は、先輩の〝復帰ラン〟を冗談交じりにたたえた。「チカさんの足だったら行ってくれるかなと思ったんですけど、復帰戦なのでちょっと手を抜いていたのかなと思っています(笑)」森下は同じドラフト1位選手として、ルーキーイヤーには中心選手としての立ち振る舞いについて近本から指導を受けたこともあった。そのことを忘れたことはない。近本は4月26日の広島戦(甲子園)で左手首に死球を受けて骨折。その2日後の4月28日には森下も自打球で途中交代となったが、翌日からも痛みを押して出場した。責任感を持って引っ張ってきたチームは、今も堂々と首位を守っている。