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【藪恵壹 闘球論】阪神・工藤泰成が、おそらく初めて経験する「一夜にして球速5キロ減」-下降線の岩崎、ドリスのしわ寄せがいかないように…
プロ入り初勝利で阪神・藤川球児監督と記念写真の工藤泰成=甲子園球場(撮影・森田達也)(セ・リーグ、阪神3-0ヤクルト、12回戦、阪神7勝5敗、12日、甲子園)阪神で1994年に新人王に輝き、米大リーグのアスレチックス、ジャイアンツ、楽天と渡り歩き、日米通算91勝をマークしたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏(57)は阪神首脳陣に初勝利を挙げた工藤泰成投手(24)へのケアを求めた。工藤は初勝利を記録している思っていた。記念すべき白星、おめでとう。勝ちパターンでの連投という、今まで経験したことのない登板で、いろんなことを感じたと思う。ビハインドでの連投とは緊張感など、全く違う。はっきりしているのはMAX163キロを投げた11日から、12日になると158キロ。5キロのマイナスは、明らかに連投の疲れだ。本人に尋ねると「大丈夫です。疲れはないです」と言うに決まっている。入団まもない選手は弱音など吐けない。そこを配慮するのが首脳陣だ。おそらく初めて経験する「一夜にして球速5キロ減」が起こった。チーム事情で2連投は今後もあるだろうが、その回数をいかに減らせるか。いかに間隔をあけての登板にできるか。経験不足の若い投手の体調ケアが重要になる。勝ちパターンの救援陣は岩崎も、ドリスも明らかに調子を落としている。3人でピシャリのイニングがほとんどない。そのしわ寄せが工藤にいかないように。正念場の9連戦は新外国人セベリーノをいかに効果的に起用できるかがポイントだ。一球速報へプロ野球日程へ