サンスポ
駒大高・山本拓弥、〝由伸〟フォームで4回零封 チームもタイブレーク制し3回戦進出/西東京大会
好投した駒大高・山本拓弥第108回全国高校野球選手権西東京大会(13日、駒大高4―3中大付=延長十回、府中市民球場)第4シードの駒大高が延長十回タイブレークに及ぶ熱戦の末に勝利し、2回戦突破を決めた。駒大高は2点リードを許した七回、川端教郎監督が「流れを変えてほしかった」とエース・山本拓弥投手(3年)を投入。山本は「少し力が入ってしまって、(ボールが)上ずっていた」と1死から四球こそ与えたものの、藤浪知晴捕手(3年)の好送球による牽制死にも助けられ、3人で攻撃を終わらせる。すると直後の八回、先頭のグレアム快外野手(3年)が左中間を破る二塁打。川端監督は「代打を出そうか迷ったけど、行かせた結果良く打ってくれた。あれで完全に流れが来た」と振り返り、適時打と犠飛などで同点に追いついた。その後は互いに得点を許さず、延長タイブレークに突入。十回表に犠飛で勝ち越すと、その裏は山本が、「1点あれば抑えきれると思っていた。いつも以上に投げられていた」とバント処理で二塁走者を封殺する好フィールディングも見せ、無失点で試合を締めくくった。そんな右腕の投球を支えているのは、ドジャース・山本由伸投手(27)を参考に磨き上げた投球フォームだ。駒大高・山本は小学生時代、肘を痛めた経験から、肘への負担が少ないフォームを模索。そこで出会ったのが、今やメジャーで大活躍を見せるドジャース・山本だった。「(フォームを)試してみたら、自分に合っていた。そこからずっと参考にさせてもらっています」と明かし、中学生のころから現在のフォームを取り入れてきた。「ありとあらゆる映像をかたっぱしから見て、やり投げやブリッジ、体幹トレーニングなどの練習も取り入れています」と練習内容までも山本由伸流だ。4年ぶりのシード校として夏を戦うチームを、駒大高の〝山本〟が引っ張る。高校野球地方大会日程へ