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【小早川毅彦氏の打診球診】大谷翔平、トータルでは昨年と遜色のない前半戦 本塁打は10本減も…今年はその分、投手として8勝で防御率1.79
米大リーグ、ダイヤモンドバックス戦の1回、日米通算350本塁打となる22号ソロを放ち、ベンチで迎えられるドジャースの大谷翔平=12日、ロサンゼルス(AP=共同)大谷翔平選手の日米通算350本目の本塁打は見事な当たりだった。一回先頭で、初球の直球のフルスイングには迫力があった。中堅の深いところへ打ち込む飛距離十分の一発。まさに豪快という言葉がぴったりのメモリアル弾だった。次の打席も高めの変化球を右翼フェンスへワンバウンドで当てる二塁打で、本塁打にはならなかったが、大谷選手らしい打席が続いたと思う。前半戦は打率・293、22本塁打、58打点。昨年は32本塁打を放って折り返したので、10本少ないということはいえるが、今年はその分、投手として8勝(2敗)、防御率1.79を記録している。トータルでは遜色のない前半だったといえる。心配なのは左膝の炎症で、捕前ゴロで一塁に走る場面では、全力疾走はできていたが、本来の足の運びと比べると少し影響があるように見えた。打者としても投手としても、左膝は体重を受け止める大事な箇所であり、影響がないということはありえない。その中で可能な最大限のパフォーマンスで、この日の大本塁打を放っているところがさすがだ。オールスター戦の欠場はファンにとっても、本人にとっても残念だったと思うが、これはやむをえない選択だろう。期間中は治療に専念してもらい、17日(日本時間18日)のヤンキース戦(ニューヨーク)から再開する後半戦の活躍に期待したい。(サンケイスポーツ専属評論家)一球速報へ大谷の成績へ