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【MLB】村上宗隆、語り尽くした30分 メジャー1年目の前半戦、地区首位の快進撃、個人とチームのマインドとは「課題をつぶす」「その作業楽しい」
本塁打競争の選手紹介で笑顔を見せるホワイトソックス・村上=フィラデルフィア(MLB提供・ゲッティ=共同)【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)13日(日本時間14日)=横山尚杜】米大リーグでオールスター戦前日恒例の本塁打競争が行われ、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が初出場。第1ラウンドで20スイング中9本を放ったが、8選手中5位に終わった。日本選手では2021年の大谷翔平(エンゼルス)以来、2人目の出場で惜しくも準決勝に進めなかったが、飛距離142メートルの特大弾を放つなど、存在感をアピール。夢の舞台を満喫した。メジャーを代表するスラッガーたちの競演。超満員のスタンドは、8人の猛者がフィラデルフィアの夜空に描く放物線にくぎ付けとなった。前半戦で20本塁打を放った村上は、飛距離466フィート(約142メートル)の特大弾で対抗した。「めちゃくちゃ緊張しますし、変な緊張でした。20スイングなので体力的に大丈夫かなと思ったけど、意外と振っているな、と。疲れました」投手役はシーズン中と同じくブルペン捕手のルイス・シエラ氏にお願いした。コントレラス(レッドソックス)、ウォーカー(カージナルス)がいきなり13本と圧巻のアーチ量産。4番手で登場した村上は最初のスイングで右翼席にほうり込むと、3スイング目には3階席まで運んだ。17スイング目には高い弾道で3階席最上段に突き刺し、観客から喝采を浴びた。20スイング中9発。4位のシュワバー(フィリーズ)に1本届かず、惜しくも準決勝に進めなかったが、飛距離1位のカミネロ(499フィート、約149.6メートル)にも遜色のないパワーをアピール。「最後の(本塁打を打てばスイングを続けられる)ボーナスラウンドみたいなところで、もう少し稼げたらなと思いましたけど、無理でした。最下位じゃなくてよかった」と苦笑いしたが、見せ場を十分につくった。本塁打競争の前には球宴前日恒例のメディア対応に臨み、世界各国の報道陣に約30分間、語り尽くした。メジャー1年目の前半戦は打率・232、20本塁打、42打点。開幕から本塁打を量産し、一時は本塁打王争いで両リーグトップに立った。5月下旬には右太もも裏の肉離れで約4週間離脱。悔しい経験も味わったが、「毎日いろいろな課題が出て、それをつぶしていくことが僕の野球人生にとってはすごく大事。その作業が楽しい。僕自身の野球のレベルが少しでも上がればと思ってやっている」と前を向く。今回の本塁打競争出場も迷ったが、「選手に優しいようなルールになったと聞いたので、そこで出場を決めた」と明かした。「楽しかった。またチャンスがあれば、頑張ります」と村上。14日のオールスター戦の先発メンバーも発表され、ベンチスタートとなった。一球入魂で、24年の大谷以来となる一発を狙う。■本塁打競争今季から時間制限がなくなり、決められた数のスイングで競うことになった。出場選手8人全員が参加する第1ラウンドは20スイングで、同点の場合は最長飛距離で順位を決める。上位4人が進む準決勝以降は1対1のトーナメント形式で、15スイングで争う。同点の場合は3スイングずつ追加して勝敗を決める。昨季まではラウンドごとに2分、または3分と時間が区切られていた。2021年に日本選手として初出場した大谷(当時エンゼルス)は1回戦で28本を放ったものの、3本差でソト(当時ナショナルズ)に競り負けた。村上の成績へ